病気は「身体の一部または全部が機能不全を起こしたり、生理状態が悪化すること」。
身体に何らかの異常が見えた場合で、発熱などを伴っているときに病気という表現を使うことが多いです。
疾病は「身体的、精神的な異常が見られること」。
どちらかというと専門的な言い方になり、精神的な部分の以上まで含むことも多いという特徴があります。
「病気」の意味
病気というのは、身体の一部または全部が機能的に異常をきたすことになります。
発熱などが起きることも多々あり、何らかの苦痛を感じることも多いです。
どちらかと言えば身体的な異常を指すことが多いですが、うつ病など精神的な異常の際にも使われることが一部あります。
そして、一般的な言い方として使われることが多々あります。
「疾病」の意味
疾病というのは、身体や精神に何らかの異常が起きている状況のことです。
病気とほぼ同じ意味ですが、精神的な部分に異常が発生した際にもよく使われます。
また、疾病というのは専門的な用語であって、医療に詳しい人間が使うことが多く、一般的な人は疾病という言い方をすることはほとんどないでしょう。
病気を使う方が多いです。
「病気」と「疾病」の用法や用例
「病気になって、身体がだるいし、熱がかなりあるから今日は会社を休もう。
今日は一日中安静にしていれば、明日は治っているんじゃないかな。」
「疾病を予防するには食生活がとても大切だ。
偏った栄養ばかりを摂っていると、それが疾病の確率を上げることにつながるだろうから、これからはきちんとした食事を栄養のバランスに気を付けて摂っていきたい。」
病気と疾病は使う層の違いが大きい
病気と疾病という言葉はほとんど同じ意味です。
部妙に範囲が違っている面もありますけど、ほぼ同じと言って良いでしょう。
しかし、病気は多くの人が普通に使う言葉ですが、疾病というのは多くの人は使いません。
医療関係者とか、医療に詳しい人たちが使う言葉なので、そういったところでそれぞれの違いが存在していると言えるのです。