一味は「1つの味のこと、同じ仲間のこと」。
基本的には後者の意味で使われることが多いでしょう。
同じ目的などを持って行動している人たちに対して使います。
一群は「1つの固まった群れのこと」。
たいていは複数人の固まりという意味で使う言葉であり、グループといった言い方ができます。
一味の意味に似ている状況でしょう。
「一味」の意味
一味とは、1つの味のこと、同じ仲間のことです。
前者の意味で使用されるシーンはそんなに多くありません。
したがって、たいていは後者の意味になると言えるでしょう。
何らかの目的を持って、一緒に行動している人たち全体を指して使うことになります。
知名度はそれなりに高いと思われるので、こういう表現を知らない人は少ないはずです。
「一群」の意味
一群とは、1つの固まった群れのことです。
特定の群れを指しているので、仲間という言い方もできますし、一味の意味に似ていると言えるはずです。
ただ、一群は人間以外の集団に対しても使うことができる可能性があります。
一味はほぼ人間に対してのみ使いますから、そこは両者における違いになると言えるのではないかと思われます。
「一味」と「一群」の用法や用例
「あの一味はいつも同じようなメンバーで行動している。
よほど仲がいいということなのだろう。
いつも同じ光景に見えるから、完全に見慣れてしまったと言えるな。」
「動物は群れで行動することもある。
したがって、特定の場所においては、動物の一群を見つけることもあるはずだ。
そういう光景は日常的にはほとんど見られないと思うけど。」
一味と一群は意味が似ていると言える
一味と一群に関しては意味は似ている状況でしょう。
どちらも仲間とか、群れといった意味で使用する言葉になります。
したがって、同じようなシーンで使うことができるはずです。
ただ、一般的には一味の方が有名と言えるので、そこは知っておきましょう。
だから、両者は使用頻度において差があると言える可能性が考えられるのです。