苦楽は「苦しいことと楽しいことの両方のこと」。
一般的には苦楽を共にするという言い方が有名です。
苦しいことも楽しいことも共有してきたと言える場面で使われやすいです。
悲喜は「悲しいことと喜ばしいことの両方のこと」。
苦楽の意味にそれなりに近いですが、全く同じとは言い切れません。
悲喜こもごもという言い方が有名でしょう。
「苦楽」の意味
苦楽とは、苦しいことと楽しいことの両方のことです。
苦しいことと楽しいことを同時に表現する際に使われる言葉であると言えるでしょう。
苦楽を共にするという言い方が特に有名であり、それ以外の使い方はそんなにメジャーではないと思われます。
頻繁に使うとは言い難いですけど、見聞きする機会はたまにはあると言えるはずです。
「悲喜」の意味
悲喜とは、悲しいことと喜ばしいことの両方のことです。
意味としては苦楽に結構似ていると言えるはずです。
したがって、意味で区別するのは難しいかもしれません。
悲しいことと喜ばしいことを同時に表現したいときに使う言葉ですが、こちらも頻繁に使用するとは言い難い面があるでしょうし、使うケースはあまり多くないでしょう。
「苦楽」と「悲喜」の用法や用例
「あいつとは学生時代からの親友で、昔から苦楽を共にしてきた仲であると言える。
したがって、お互いに相手のことをよく知っていると言えるし、相手の考えていることがすぐに分かるんだよな。」
「入試の合格発表の場は受かった人と落ちた人が両方いて、悲喜こもごもな状況と言えるだろう。
好対照な人たちが同じ場に居合わせるというのは珍しいと評価できる。」
苦楽と悲喜は意味が割と似ている
苦楽と悲喜は意味がそこそこ似ている状況と言えるでしょう。
完全に同じではないものの、ある程度は似ていると言えるのではないかと思われるのです。
これらの言葉は日常的に使用できる機会があります。
頻繁に使うわけではないものの、たまに見聞きする可能性はありますから、一応意味は知っておいた方がいいのではないかと思われます。