がっしりは「体格や組み立ての状況がしっかりしていること」。
見た目で判断するので、具体的な基準はないものの、各自の主観でそのように感じたときには使うことができます。
ぎっしりは「隙間がないように、一杯になっている状況のこと」。
一杯に入っている、詰まっているなどの意味で使われる言葉であり、がっしりとは意味が異なっています。
「がっしり」の意味
がっしりとは、体格や組み立ての状況がしっかりしていることです。
こういった部分がしっかりとしている、弱々しい感じがしないという意味で使っていきます。
がっしりという言い方はそれなりに有名であり、多くの人たちが知っているでしょうし、見聞きしたことがあると言えるはずです。
自分で使ったことがあるケースもそれなりに多いでしょう。
「ぎっしり」の意味
ぎっしりとは、隙間がないように、一杯になっている状況のことです。
隙間がないと言えるほどに何かが入っている、詰まっているケースで使われます。
こういう意味なので、がっしりとは意味が違いますし、使用するシーンも異なっています。
でも、使用頻度で言えばそんなに大きくは違わないと言えると思われます。
どちらも割と有名な表現です。
「がっしり」と「ぎっしり」の用法や用例
「男性の場合には、がっしりとした体型に憧れている人が多いように感じられる。
実際、そういう体型を目指してトレーニングに励んでいる人は多くいるのではないかな。」
「お弁当を作るときには、料理を箱一杯にぎっしりと詰めるようにしていくべきだ。
そうしないと揺れたときに中で崩れやすくなってしまうから、注意しておこう。」
がっしりとぎっしりは意味で区別ができる
がっしりとぎっしりは意味で区別ができる状況でしょう。
がっしりは体格などがしっかりしているケースで使いますが、ぎっしりは一杯になっているケースで使うと言えるので、両者はそういう部分で違いを見出すことができるはずです。
ともに日常的にそこそこ使われる言い方になるので、きちんと意味は知っておいてほしいと言えます。