学力は「学校教育を通じて身に付けた能力のこと」。
一般的には学校で習う科目における知識などがどれだけあるかを意味する言葉と言えます。
学生において使われやすい言葉です。
知力は「知識や思考力全般のこと」。
学力の中に含まれる可能性もありますが、学力とは区別されるケースもあると言えるので、そこは知っておきましょう。
「学力」の意味
学力とは、学校教育を通じて身に付けた能力のことです。
基本的には学校で習う科目における知識などの力に関する言葉であり、テストなどを受けたときの点数、または模試や入試の結果などをもとに判断するケースが多いでしょう。
言葉としては有名であり、多くが知っているはずですが、学力をどのように評価するかは難しい面もあります。
「知力」の意味
知力とは、知識や思考力全般のことです。
こういった部分は学校教育を通じて身に付ける面もありますから、学力の一部とも言えます。
ただ、学力の場合には使われるシーンは限定されやすいですが、知力はいろいろな場面で使用できるので、そこはポイントになるでしょう。
つまり、使用頻度は知力の方が高くなる可能性もあるのです。
「学力」と「知力」の用法や用例
「学力というのは学生の頃には重要な要素だったかもしれないが、社会人になると人間の評価基準にはなりづらい。
したがって、学校で習ったことは多くは忘れて、そのままという人も多いだろう。」
「知力というのは日常の何気ない物事で鍛えることができる。
いろいろな知識を得たり、頭を使って考える機会はそれなりにあるだろうから。」
学力と知力は使用頻度が異なる
学力と知力に関しては意味はやや似ています。
全く同じではないものの、区別しづらい面があると言えるでしょう。
ただ、両者は使用頻度の面で差を見出しやすい可能性があります。
学力は一部のシーンでしか使われない言葉になりますが、知力はもっと広い場面で使うことができる言葉になるので、そこは知っておいた方がいいでしょう。
