意欲は「何かを積極的に行おうとする気持ちのこと」。
意欲があるといった言い方をするケースが多いです。
かなり有名な言い方になると評価できるでしょう。
我欲は「自分だけ利益を得ようとする欲望のこと」。
自分だけという点がポイントになります。
意欲と表現は似ているものの、意味は異なっていると評価できると思われます。
「意欲」の意味
意欲とは、何かを積極的に行おうとする気持ちのことです。
何らかの物事を積極的にやろうとするときの気持ちなので、やる気という言い方もできると思われます。
でも、意欲という表現もそこそこ有名なので、こちらが使われることも多々あるでしょう。
自分で使用するケースもそれなりにあるはずですし、馴染みは感じやすい表現になります。
「我欲」の意味
我欲とは、自分だけ利益を得ようとする欲望のことです。
他の人たちは関係なく、自分だけが利益を得たいという気持ちは普通に考えられるものではないかと思われます。
無意識のうちにそういう気持ちになっている人はそこそこいるでしょう。
ただ、我欲という言い方自体はあまり有名ではありません。
したがって、そこはポイントです。
「意欲」と「我欲」の用法や用例
「何事も意欲がわいてこないことには始めようがない。
やはりやる気がない状況においては、どんな物事も始めることはできないだろう。
そういう意味では意欲は非常に大切である。」
「人間であれば、誰にでも少なからず我欲はあると言えるはずだ。
ただそれを露骨に見せすぎると、どうしても周囲から嫌悪感を持たれてしまうので、注意しておこう。」
意欲と我欲は意味が異なっている
意欲と我欲については表現としてはそこそこ似ているものの、意味に関しては違いがあります。
したがって、両者はそういう部分で区別をしていくことができるのです。
また、両者は使用頻度においても差があって、基本的に意欲はかなり有名な言い方になりますけど、我欲についてはあまり有名ではないので、そこも覚えておくといいです。