早々は「早いうちにという意味のこと」。
何かを急いで行うという意味もありますけど、早いうちにという意味が特に有名ではないかと思われます。
いち早くは「他人よりも早く行動すること」。
他人よりも早く何かを行うという意味であり、そこは大きなポイントです。
早々の意味に似ているものの、完全に同じではないと評価できます。
「早々」の意味
早々とは、早いうちにという意味のことです。
早いうちに何かを行うという意味で使われるケースが多く、例えば早々に切り上げるなどの言い方はよく使われます。
これは仕事などを早めに終えて帰るといった意味になると言えます。
たまに見聞きする言い方になるので、馴染みはそれなりに感じやすいと評価できると思われるのです。
「いち早く」の意味
いち早くとは、他人よりも早く行動することです。
早々と意味はそれなりに似ていると言えるでしょう。
全く同じ意味という言い方はできないものの、かなり似ている状況と言えると思われます。
急いで何かをしようとするとき、他人よりも早く行動しようとするときに使っていく表現であり、日常生活ではたびたび見られるでしょう。
「早々」と「いち早く」の用法や用例
「今日は残業をせず済んだな。
早々と帰宅して、見たいテレビ番組でも見るとするか。
今日はどうしても見たかった番組があったから、ちょうどよかったと言える。」
「今日でテストはすべて終わりだ。
あまりにも嬉しくて、終わった瞬間にいち早く教室を出て行ってしまった。
それくらいにテンションが上がっていたと言えるのだろう。」
早々といち早くはやや意味が似ている
早々といち早くに関しては意味は似ています。
しかし、全く同じとは言えません。
早々は何かをすぐに行うといった意味ですけど、いち早くは何かを他人よりも早く行うという意味なので、そういった点は覚えておきましょう。
でも、両者は同じようなシーンで使うことができますから、区別をするのはかなり難しいと評価できるはずです。