逢着は「何かに出くわすこと」。
何らかの出来事などが起こった場所に自分がいるような場面で使えます。
日常的に何度も使用するとは言えないものの、たまに使用する機会はあるでしょう。
遭遇は「思いがけずに出会う、巡り合うこと」。
何らかの人に会う、特定の状況に巡り合うなどの意味で使いますが、予期しないでという点がポイントになるでしょう。
「逢着」の意味
逢着とは、何かに出くわすことです。
何かに出くわす状況であればいいので、かなり幅広いシーンで使うことができる言葉になります。
したがって、日常生活でそれなりに使いやすいと思われるのです。
ただ、逢着という言い方はあまりメジャーではありません。
そのため、この言葉を知らない人もそれなりに多くいると思われるのです。
「遭遇」の意味
遭遇とは、思いがけずに出会う、巡り合うことです。
意味は逢着に似ていると言えます。
だから、意味に関しては違いは見出しづらいはずです。
でも、基本的には遭遇の方が有名な言い方になるでしょう。
逢着は知らない人がそれなりに多くいると思われますが、遭遇は誰もが知っている表現になるはずなので、そこは認識しておくべきです。
「逢着」と「遭遇」の用法や用例
「この前街中で喧嘩をしているシーンに逢着したんだが、怖くて止められなかったよ。
止めようとすると、自分もそれに巻き込まれる可能性があったからね。」
「この前お店に行ったら、セールに遭遇できてかなり運がよかったと言える。
したがって、買う予定がなかったものまでたくさん買ってしまった。
結果的には出費が多くなってしまったんだ。」
逢着と遭遇は使用頻度が異なる
逢着と遭遇については意味はそんなに違いがありません。
したがって、両者は同じようなシーンで使っていくことができると思われます。
しかし、これらの言葉は知名度に差があり、一般的には遭遇の方が有名です。
だから、使用頻度に関しては差があると評価できると思われるので、そういったところは特に覚えておくといいでしょう。