本部は「特定の組織の中心となる機関のこと」。
何らかの組織における中心部分であり、ここでいろいろな決定をして、本部以外の人たちに対して指示を出したりすることになります。
本拠は「拠り所とするためのものや場所のこと」。
拠り所としての場所という意味があるため、本部に近い意味を持っていると評価できると思われるのです。
「本部」の意味
本部とは、特定の組織の中心となる機関のことです。
特定の組織の中において特に中心となる部分なので、一部を指していると言えます。
基本的には本部は組織の意思決定などを行い、その決定した内容を本部以外に伝えて実行させるといった状況になるでしょう。
いろいろなシーンで使われますが、一般的な企業でも使用される言葉です。
「本拠」の意味
本拠とは、拠り所とするためのものや場所のことです。
拠り所になる場所という意味があるので、これは本部の意味にかなり近いでしょう。
拠り所というのは、中心とも言えるわけですから、本部に近い存在になると思われます。
ただ、本拠という言葉はやや漠然としているので、それ以外の場面でも使用できると評価できるはずです。
「本部」と「本拠」の用法や用例
「うちの会社は店舗で働く人と本部で働く人で待遇が全然異なっている。
どうしても本部で働く人たちの方が労働環境は優れている状況みたいで、そこは羨ましいんだよな。」
「我々の本拠はこのあたりにしよう。
この辺であればいろいろな面で便利と言えるだろうし、かなり都合がいい場所になるんじゃないかな。
拠り所としては最適だ。」
本部と本拠に関しては似たような意味と言える
本部と本拠については、だいたい同じような意味であると評価できます。
どちらも中心や拠り所と言えるような部分を指しており、その点に関してはかなり似ているのです。
ただ、本部は企業などにおいても使用される言葉であるため、こちらの方が普段から見聞きしやすい言葉であると言える可能性があります。
そこは知っておくといいです。