受益は「特定の利益を受けること」。
「受益者」と言い換えると分かりやすい。
利得は「利益を得ること、電気回路で増幅された出力幅のこと」。
「ゲイン」と言い換えると分かりやすい。
「受益」は特定の原資から得られる利益や儲けのことを言います。
「利得」は利益のことや電気回路での増幅幅のことも言います。
プラスとなったものを「利得・儲け」としているのです。
「受益」は特定の利益のこと
「受益」は信託銀行が行う信託財産などの運営益を、財産の持ち主が「受益証券」で受け取る利益のことを言います。
利益を得ることですから「儲け」と言えます。
一般的に使われる「利益」と同じですが、特定の「利益」のことになります。
また、「受益者」はその利益を得る人、または公共サービスから恩恵を受ける人などの意味になります。
「利得」はプラス
「利得」はプラスのことで「利益」や「儲け」などを言います。
また、電気回路でトランジスターなどの増幅器により入力より出力が増幅された場合、「増幅幅・ゲイン」のことも言います。
「電力利得・電圧利得・電流利得」などと使います。
要は得られた正味のプラス分ということです。
言葉として「アンテナ利得」や法律用語の「不正利得」などがあります。
「受益者」は「利得」を得る人のこと
「受益者」は信託銀行に自己の財産管理を委託した人が「受益証券」で得る利得の享受者です。
「受益者負担」は公共サービスから恩恵を受けられる人にその費用の一部を負担してもらう原則を言います。
例えば、道路の建設費用は膨大な税金が投入されていますが、国民は当たり前のように車で道路を通行しています。
そこで自動車に税金をかけることで一部の費用を負担してもらおうと言う制度を言います。
「受益」と「利得」とは
「受益」も「利得」も「利益・儲け・プラス」ということで同じですが、「受益」は信託財産から得られる利益のことを言い、「利得」は儲けのこと以外に電気回路で得られたプラス分の電圧や電流のことも言います。
また、「受益者負担」は例えば高速道路など公共サービスの恩恵者に、料金など負担をしてもらう制度を言います。