会は「お互いが示し合わせて会うこと。
「会談」と言い換えると分かりやすい。
遭は「偶然に巡り合うこと」。
「遭遇」と言い換えると分かりやすい。
「会」という字は「会う」と使い、事前に連絡を取り合ったうえで会うことを意味します。
また、あってから様々なことを行うことにも使います。
「会談・会議・面会」などと使います。
「遭」は「巡り会う」ことなので、事前の合意はないことを言います。
「会」は会う、集まるという意味
「会」は連絡し合って会うこと、人が集まること、さとることなど意味が複数ある言葉です。
「会う」意味では「会談・会合・面会・面談・密会・会食・会見・会葬」があり、「集まる」意味では「会社・学会・公会堂・会館・会場・会議・都会・社会・納会・宴会」などがあります。
「さとることでは「会得」があり、「会計」という数える意味もあります。
「遭」は「巡り合うこと」
「遭」は「巡り合う・出会う」という偶然性が強い言葉ですから「遭難」という言葉になるのです。
特に山と海の死亡事故に使われています。
山では夏山の落石事故、足を滑らして転落する事故、登山道を外れてがけや沢に転落する事故などを言い、冬山では雪崩に巻き込まれる事故、道に迷い凍死をする事故、転落事故などがあります。
海でも、海難事故で遭難することがあります。
「会」は人が会うこと、「遭」は災害に遭うこと
「会」は人に会うことや人が集まることを意味しますから、数多くの言葉があります。
「あう」という意味で使われる字は他にも「逢う」や「遇う」があります。
「逢う」は極親しい間柄の人と逢うことで、男女の仲で使われることが多い言葉です。
「遇う」は偶然人が出会う意味があります。
「遭」も同じく偶然性が強い言葉ですが、災難に使われます。
「会」と「遭」とは
「会」は人が会うこと、人が集まることを意味します。
「会合・会談・会見・会話・密会」などが「会う」ことです。
「集会・議会・会社・社会・公会堂・会議」などが「集まる」意になります。
その他「会得」や「会計」と使われます。
「遭」は「出会うこと」で災難など人が死に曝される事故に遭うことを意味します。
冬山や夏山、海難事故など「遭う」ことです。