道筋は「通っていく道のこと」。
実際にどこかに向かうために通る道という意味もありますが、何かをするための方法やプロセスなどを表す意味もあります。
筋道は「物事を行うときに踏む順序のこと」。
つまり、特定の物事を行う際にとるべき方法や手段の順番を表した言葉と言えるでしょう。
プロセスのような意味があるので、道筋に似ています。
「道筋」の意味
道筋とは、通っていく道のことです。
特定の目的地にたどり着くために通る道という意味があり、実際に自分が通る道を指して使っていく言葉になると言えるでしょう。
でも、単に道と表現することも多いので、あえて道筋という言い方をするケースはそんなに多くないと言えるはずです。
でも、全く見聞きしない言葉というわけでもありません。
「筋道」の意味
筋道とは、物事を行うときに踏む順序のことです。
どういう進め方をしていくかについて表した言葉と言えるでしょう。
順序を表しているので、具体的にどのような手段を使って、どういう進め方をするのかを表すシーンで使います。
道そのものを表しているわけではなく、自分たちがこれからどういった方法をとるかについて表す言葉なのです。
「道筋」と「筋道」の用法や用例
「今回はいつもとは違う道筋で向かいたいと思う。
いつもとは違うルートを通るから、それなりに新鮮な気持ちを持つことができるはずだ。
そこは楽しみにしてもらいたい。」
「今回に関してはこういった筋道で取り組んでいきたいと思うんだ。
きちんと事前に計画を練ってから始めていくことが重要で、そこに関しては意識したいと思う。」
道筋と筋道に関しては意味が異なっている
道筋は実際に通っていく道のことですが、筋道については物事を行うときの順番といった意味になります。
だから、両者は表現としては似ているものの、意味は異なっていると言えるのです。
そして、使用頻度についてはそこまで変わらないと言える可能性が高いです。
同じくらいの頻度で使っていくので、そこに関しても覚えておくといいでしょう。