大役は「非常に重要と言える役割のこと」。
責任などが重い、失敗は許されない役割という意味で使われることが多く、そういう役割を任せる方にとっても責任重大です。
難役は「こなすのが難しいと感じられる役割のこと」。
高い能力や優れた適性を必要とするような役割に対して使っていく言葉になります。
個人の主観で判断されやすい言葉です。
「大役」の意味
大役とは、非常に重要と言える役割のことです。
責任が重いとか、そういう意味で使われることが多いです。
失敗できない、失敗したら損害が大きいなどの役割において使われやすい言葉であり、そういった役割をこなすことに関して、多くは躊躇する、敬遠するという傾向があるでしょう。
でも、誰かはやらないといけない場合が多いです。
「難役」の意味
難役とは、こなすのが難しいと感じられる役割のことです。
自分にとっては荷が重いとか、上手くいかないんじゃないかと思えるような役割に対して使っていく表現と言えるでしょう。
したがって、割と使えるシーンはあるでしょう。
しかし、難役という言い方は有名ではありません。
知らない人がかなり多いのではないかと思われます。
「大役」と「難役」の用法や用例
「今回の大役に関しては、完全に衝撃的でまさかという感じだった。
俺がこんな素晴らしい役をやることができるとは思っていなかったから。
自分が1番びっくりしているよ。」
「この難役は誰もやりたがらないだろうな。
だから、最終的にはジャンケンで決めるしかないかもしれない。
そういう決め方は理想ではないと思っているけど。」
大役と難役は微妙に意味が異なる
大役と難役についてはかなり似た意味とは言えるものの、全く同じではありません。
大役は重大な役割であり、敬遠する人もいるものの、人によってはそういう役割をこなしてみたいと思う人もいるでしょう。
しかし、難役についてはこなすのが難しい、大変である役割で、基本的には誰もやりたがらない役割であることが多いのです。