息詰まるは「緊張して呼吸が苦しくなるような感覚のこと」。

緊張などが原因である場合が多いですけど、実際に呼吸が苦しくなっているとは言えないケースでも使います。

そのような感覚になっている気がするだけでも問題ありません。

行き詰まるは「道などで行く手が遮られて、先へ行けなくなること」。

特定の道が通れない場合に使いますけど、物事が進まなくなるという意味でも使われる表現です。

「息詰まる」の意味

息詰まるとは、緊張して呼吸が苦しくなるような感覚のことです。

本当に息苦しさを感じていなくても使用できます。

緊張から、そのような感覚になりそう、またはなっている気がするという場面で使っていくことも可能です。

息詰まる展開といった感じで使うことが多く、スポーツの試合などではよく見聞きする表現と言えるでしょう。

「行き詰まる」の意味

行き詰まるとは、道などで行く手が遮られて、先へ行けなくなることです。

いろいろな原因でそういった事態になることがありますけど、行き詰まる状況は実際たまに見られると言えるでしょう。

ニュースなどで見聞きすることもあるはずです。

しかし、これに関しては道がふさがれるなどのケース以外でも使うことが可能でしょう。

物事が進まない時にも使えるのです。

「息詰まる」と「行き詰まる」の用法や用例

「今日の試合は息詰まる展開で、目が離せないと言えるだろう。

いつ試合が動くか分からないし、ずっとテレビの前にいないと気が済まないような状況に感じられるんだ。」

「土砂崩れが起きたせいで、この先の道が通行止めになっている。

完全に行き詰ってしまったな。

復旧までは大分時間がかかるだろうし、一体どうすればいいのだろうか。」

息詰まると行き詰まるは使用する場面が異なる

息詰まると行き詰まるに関しては、読み方は同じですが、使用する場面に違いがあるのです。

息詰まるは緊張感を覚えている、それによって呼吸が苦しいと思えるシーンで使っていきます。

でも、行き詰まるは行く手が遮られるといったシーンで使っていくのです。

両者はそういう部分で明らかな違いがあると言えるので、覚えておきましょう。

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