見越すは「先がどうなるのかについてきちんと考える、予想すること」。
そういったことをしたうえで何らかの物事を行うという意味になります。
先のことを考慮したうえで、行動に移す際によく使われます。
見据えるは「これからのことや本質的な部分について考慮する、視野に入れること」。
先のことをきちんと考えるという意味では、見越すに近い意味を持っています。
「見越す」の意味
見越すとは、先がどうなるのかについてきちんと考える、予想することです。
基本的には何らかの行動を起こそうか迷っているときに、その行動をした先のことまできちんと考慮したうえで、決断をしていくという意味で使っていきます。
何らかを見越したうえで、行動に移していくことは実際にありえますから、日常的に使用しやすい表現になるはずです。
「見据える」の意味
見据えるとは、これからのことや本質的な部分について考慮する、視野に入れることです。
先のことについてきちんと考えておくという意味では、見越すに近い意味を持っていると言えるでしょう。
だから、見据えるという表現に関しては同じような場面で使っていくことになると言えます。
見据えるは見越すと同様にそこそこ有名な言葉になるでしょう。
「見越す」と「見据える」の用法や用例
「独立をするのであれば、先を見越したうえで決めた方がいい。
安易に決断すると、後悔するかもしれないからな。
これからの未来がどうなるのか、きちんと考えておくべきだ。」
「先を見据える戦い方をすると、それによって相手よりも有利になることがある。
戦場において、人員や武器というのは消耗品だからな。
できるだけ消耗しない戦い方をしたいものだ。」
見越すと見据えるはほぼ同じ意味
見越すと見据えるについては、意味がそれなりに似ています。
どちらもこれからのことについて考えるという意味で使用していくのです。
これからのことを考慮したうえで、決断を下すといった意味になります。
したがって、これらの言葉は区別が難しく、同様のシーンで使っていくことになるでしょう。
意味の違いは微妙ということです。