広野は「広い野原のこと」。

野原がどこまでも広がっていると言えるような光景に対して使っていきます。

自然を感じやすいエリアで見ることができるものでしょう。

荒野は「荒れた野原のこと」。

広野と読み方は同じですが、こちらは荒れた部分がポイントであり、広い部分は重要ではないと言えます。

そこは覚えておく必要があるでしょう。

「広野」の意味

広野とは、広い野原のことです。

広々とした野原が見られる場所で使いますが、このような条件を満たしたところは実際のところあまり多くないと言えます。

特定のエリアには確かにあるものの、都会ではほとんど見られないはずなので、そういった場所に住んでいる人に関しては、どうしても縁を感じづらい面があると評価できるのです。

「荒野」の意味

荒野とは、荒れた野原のことです。

こちらは広々としたという部分は全く関係なく、単に荒れている状況が重要と言えるので、そこに関して知っておく必要があります。

荒れている野原に関しては、日常的に目撃する可能性はかなり低いと思われます。

つまり、日常生活で目撃するような状況ではないと言えるので、縁を感じづらい表現です。

「広野」と「荒野」の用法や用例

「広野という場所はこの辺にはほぼないけど、地方に行くとたまに見られる。

地方には自然あふれるような環境のところが割とあるから、そこで発見できるんだ。」

「寂れた地域に行くと、荒野と言えるような雰囲気の場所が見つかる。

手入れなどをしなければ、どんどん野原も荒れていくからな。

そういう場所が生まれるのは納得だよ。」

広野と荒野は雰囲気に違いがある

広野と荒野はともに野原に対して使っていく言葉ではありますが、特徴となる部分に違いがあります。

広野は単に広い状況があればいいですけど、荒野は荒れている状況が必要です。

したがって、どちらかと言えば荒野の方が珍しい存在になるかもしれません。

広野に関しても日常的にかなり頻繁に見られるものではないでしょうけど。

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