日章旗は「日本の国旗のこと。」
「日の丸」と言い換えると分かりやすい。
旭日旗は「日の出をデザインした旗のこと」。
「自衛隊旗」と言い換えると分かりやすい。
「日章旗」は日の丸のことで、古から親しまれてきた日本の国旗です。
「旭日旗」の原型は武家の家紋にも使われ朝日と陽の光をデザインしたものです。
明治期に軍旗とされ、戦後は自衛隊旗として採用されました。
「日章旗」は法律上の名前
「日章旗」は法律でそのような名称になっています。
形も色も規定があります。
通常は「日の丸」と呼ばれます。
朝日、日輪をイメージしたもので、起源は源平合戦迄さかのぼります。
源平合戦に勝利をした源氏の旗が白字に赤丸であったことから、天下統一の象徴とされました。
朝廷の御旗が赤に金色の日輪、銀の月輪であることから、平家は官軍として赤旗、対抗する源氏は白旗を採用したのです。
「旭日旗」は日輪と旭をデザイン
「旭日旗」の歴史も大変に古く、武家の家紋に多用されていました。
明治になり、軍の旗として採用され、それ以来、「軍旗」とのイメージが定着したのです。
敗戦国の「軍旗」なので戦犯旗だと批判が韓国で起こりましたが、もともと、縁起の良い印とされて来た永い歴史があるのです。
そのため、戦後も自衛隊旗として採用されています。
他にも、大漁旗や朝日新聞社旗などにも使われています。
他国にもある類似日章旗
「日章旗・日の丸」に酷似した国旗を採用している国があります。
バングラデッシュとパラオの2か国です。
もちろん同じ色や形は避けつつも見た印象は「日の丸」なのです。
明確に参考にしたと言われるバングラデッシュは緑の地に赤丸のデザインで、赤丸は中央よりやや左にあります。
パラオの国旗はソラ色の地に黄色の丸が、中心を外すように左に描かれています。
デザインはパラオの美しい月を表したものと言うことです
「日章旗」と「旭日旗」とは
「日章旗」つまり「日の丸」は日本の象徴と言えるものです。
世界に日本を示すものですから、国内外のあらゆる分野に使われています。
「旭日旗」も自衛隊の象徴として国内外に使い、自衛隊艦旗として、外国との関係で掲揚する場合があります。
どちらも日本の象徴としての旗になります。
歴史を考えれば批判は当たらないことは明白です。