置き勉は「自宅で使わない教科書やノート、副教材などを学校の自分の机やロッカーなどに置いておくこと」。
毎日重い荷物を持って登校するのを避けるためという目的があるのです。
ランドセル症候群は「子供が大きい、重いランドセルを使用することで、心身に不調が起きてしまう症状のこと」。
つまり、ランドセルの中に教科書やノートなどを多く入れることで発生する問題と評価でき、置き勉を肯定する理由になるわけです。
「置き勉」の意味
置き勉とは、自宅で使わない教科書やノート、副教材などを学校の自分の机やロッカーなどに置いておくことです。
小学生や中学生などが行うものですが、学校側が禁止にしているケースも多々あります。
高校生になると、学校側が禁止にするケースは少なく、多くの生徒がやっている状況でしょう。
そのため、高校生以降になると置き勉という言葉はほぼ使われません。
「ランドセル症候群」の意味
ランドセル症候群とは、子供が大きい、重いランドセルを使用することで、心身に不調が起きてしまう症状のことです。
置き勉を禁止すると、毎日重い荷物を入れたランドセルで通学することになり、このランドセル症候群を発症しやすいです。
つまり、置き勉と一応関係性のある言葉であると評価できるでしょう。
ただ、こちらはかなりマイナーな言葉になりますが。
「置き勉」と「ランドセル症候群」の用法や用例
「置き勉というのは子供にしてみれば当然だろう。
毎日同じ教科書やノートを持っていくならば、学校に置いたままにしていいだろうと当然思うわけだよ。」
「ランドセル症候群は置き勉の禁止が一因になっている。
元々重いランドセルに重い教科書などを多く詰めて登下校していれば、身体的な不調を生んでも不思議ではないと言える。」
置き勉とランドセル症候群は一応の関係性がある
置き勉とランドセル症候群に関しては、それぞれは全く違う意味となっています。
しかし、置き勉とランドセル症候群は一応関係のある言葉となっているのです。
というのも、置き勉を禁止する風潮が強まると、結果的にランドセル症候群が発生しやすくなるとされています。
これらの言葉はセットで覚えておくといいと思われるのです。