主唱は「意見や主張などを中心となって唱えること」。
複数人が唱える状況において、その中の中心人物に対して使っていく言葉であると評価できるでしょう。
首唱は「特定の主張などを最も早く唱えること」。
誰よりも早く唱えるという意味で、基本的には最初に特定の主張をし出したケースで使っていく言葉になると言えるでしょう。
「主唱」の意味
主唱とは、意見や主張などを中心となって唱えることです。
特定の意見を唱えているのが何人かいる中で、その中で中心となっている人に対して使います。
特定の主張をしているグループのリーダーのような存在と言えるでしょう。
他の人たちよりも積極的に発言しているようなケースで使います。
でも、グループの中の一員である必要はなく、単なる層の中の一人でも構いません。
「首唱」の意味
首唱とは、特定の主張などを最も早く唱えることです。
何らかの主張をする場面で使う言葉という意味では、主唱と同じですが、こちらは最も早く唱えるという意味です。
つまり、同じことを言っている人たちの中で、特に早くその主張を始めた人に対して使用していく言葉になると言えるでしょう。
主唱と同じような表記ですが、意味はちょっと違います。
「首唱」と「主唱」の用法や用例
「このグループは一貫して同じ主張をしているが、その中でもリーダー格の人物がいて、彼が中心となっているようだ。
彼の言葉が首唱になっているように見える。」
「今では当たり前と言えるような主張に関して、実は首唱と言えるのは俺なんじゃないかと思っている。
世間で話題になるずっと前から、俺は同じ主張をしていたわけだよ。」
主唱と首唱に関しては意味は若干異なる
主唱と首唱については、表記は結構似ていますけど、意味は違いがあります。
主唱は特定の意見などを主張している人たちの中心となる状況で使いますが、首唱は特定の意見などを最も早く主張したと言える状況で使います。
だから、微妙ではありますけど、両者は一応違いが存在しているのです。
そういった部分を理解したうえで使用していきましょう。