初頭は「初めの頃のこと」。
特定の期間の中で最初の方を指すのが初頭になります。
年代を表現するときに使われやすいです。
具体的ではなく、やや抽象的な表現とともに使われやすいのです。
初期は「初めの時期のこと」。
意味は初頭とあまり変わりません。
こちらもある期間において最初の方を指しているわけです。
そこがポイントになります。
「初頭」の意味
初頭とは、初めの頃のことです。
ある期間の中の最初の方を指す言葉ですが、どのくらいの期間を指すのかは不明です。
つまり、それを使う人のさじ加減になってしまうと言えます。
そして、初頭についてはたいていは年代に対して使われます。
使用するシーンが固定されやすいので、そこは大きなポイントになってくると言えるでしょう。
「初期」の意味
初期とは、初めの時期のことです。
そのままの意味ですけど、一定期間における最初の方の時期を指す言葉になります。
だから、意味は初頭とほぼ同じと評価できるでしょう。
でも、初期の場合には年代に対して使うとは言い切れず、それ以外のシーンでも使用する可能性があります。
割といろいろな場面で使用できる点が特徴になるのです。
「初頭」と「初期」の用法や用例
「1990年代初頭までは携帯電話はそんなに普及していなかった。
しかし、その後徐々に普及し始め、2000年以降は子供たちも普通に持つようになった。
時代の流れは早いものだね。」
「今日でこそ、このチームはかなり強くなったけど、チームが発足してから間もない頃、初期の頃はかなり弱かったよ。
お客さんも今よりはかなり少なかったし。」
初頭と初期は同じような意味と言える
初頭と初期はともに一定期間における最初の頃という意味で使われます。
特定の期間を全体としてみた場合に、その初めの頃を指しているわけです。
したがって、両者の意味はかなり似ていると言えるでしょう。
でも、初頭に関しては年代に対して使うことが多々ある状況です。
そこはポイントになりそうな箇所と言えると思われるのです。