近況は「身辺の最近の様子や状況のこと」。
自分自身、またはその周辺に関して最近どんな状態か、何が起きているかなどについて示した言葉であると言えるでしょう。
近状は「近頃の様子のこと」。
漠然と最近どうなっているかを示す言葉になります。
人に関しても、それ以外に関しても使うことができる言葉であると言えるでしょう。
「近況」の意味
近況とは、身辺の最近の様子や状況のことです。
特定の人やエリアの状況がどうなっているのかについて言及するときに使う言葉ですが、最近の部分に限定されます。
だから、そこは大きなポイントになってくるでしょう。
近況という表現はたまに見聞きするもので、多くが知っているものになるので、馴染みは大いに感じやすいはずです。
「近状」の意味
近状とは、近頃の様子のことです。
近頃というのは要するに最近のことなので、近状とほぼ同じ意味であると言えるでしょう。
しかし、近況と比べるとややマイナーな言葉と言えます。
だから、近況は知っていても、近状は知らないという人は普通にいるでしょう。
日常的によく使われる表現ではないので、馴染みは感じづらいと思われます。
「近況」と「近状」の用法や用例
「別の高校に進学した友達から近況のメールが届くと安心する。
会えなくても、なんとなく近くにいるような感じがするから。
これが毎日の励みになっているんだよ。」
「あの選手はケガをしてから全然近状に関する情報がないな。
今頃何をしているのかな。
いつ頃復帰できるのかな。
そこが非常に気になるんだよな。
早く情報が欲しいな。」
近況と近状はほぼ同じ意味
近況と近状は特定の人の最近の状況などを説明するときに使われる言葉になります。
したがって、意味はほぼ同じであり、違いを見出すことは難しいと言えるでしょう。
でも、どちらかと言えば近況の方がよく使われる傾向にあると言え、使用頻度においてはこちらの方が勝っていると言えそうです。
そこに関して覚えておくといいと思われます。