娶るは「妻として迎えること」。
こういった意味なので、娶るは基本的に男性目線の言葉になります。
男性にとって結婚をする、籍を入れるといった意味で使えるのです。
縁付くは「嫁に行くこと、婿に入ること」。
結婚をする、籍を入れるという意味になりますが、こちらは男女どちらに関しても使うことができるので、そこはポイントと言えます。
「娶る」の意味
娶るとは、妻として迎えることです。
特定の女性を自分の妻にするという意味であり、男性から見たときの結婚する、籍を入れるといった意味になるでしょう。
娶るという言葉はそこそこ有名ですが、これを日常生活の中で使う人はあまり多くありません。
普通に結婚する、籍を入れるという言い方をした方がストレートですから、こっちの方が有名と評価できます。
「縁付く」の意味
縁付くとは、嫁に行くこと、婿に入ることです。
要するに、結婚するとか、籍を入れるという意味になるため、娶ると区別はしづらい状況です。
でも、縁付くは男女どちらを対象にしても構わない面がありますから、そこは一応区別できる箇所になります。
ただ、縁付くという表現は娶るよりも使用頻度は低くなりがちであると言えると思われます。
「娶る」と「縁付く」の用法や用例
「この女性を娶ることができるとは思わなかったな。
自分なんかよりももっと別の男性の方が相応しいと思っていたから。
そんな人が自分の妻になるとは全く思っていなかったよ。」
「昔と比べて、現代では初婚年齢が上がってきている。
結婚はそれだけ重要なイベントで、慎重になっているのかもしれない。
縁付くまでにかかる時間はより長くなっているんだ。」
娶ると縁付くはだいたい同じような意味
娶ると縁付くはともに結婚する、籍を入れるといった意味で使う言葉です。
だから、同じようなシーンで使用することができるでしょう。
ただ、娶るは基本的に男性が使用する言葉です。
縁付くは男女どちらでも使用できるので、そういった部分は覚えておくといいと思います。
娶るの方が多少なりとも有名な表現であると言えるでしょう。