「あとがき」と「末筆」の違い・意味と使い方・由来や例文

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あとがきは「書物や手紙の終わりに記す文章のこと」。

特定の書物や手紙の本筋とは特に関係ない話を最後に入れておくシーンで使われる言葉です。

割とよく見られる存在と評価できるでしょう。

末筆は「書簡などにおける最後にある文句のこと」。

要するに本などにおいて見られる、最後の方にある何らかの文章という意味で、あとがきと変わりません。

「あとがき」の意味

あとがきとは、書物や手紙の終わりに記す文章のことです。

本文とは別のちょっとした文章という意味であり、いろいろな機会で見られます。

書物の場合には著者の気持ちなどが書かれている場合があり、本題とは一切関係ない内容であることが多いでしょう。

でも、あとがきはいろいろなシーンで見られるので、馴染みは感じやすいでしょう。

「末筆」の意味

末筆とは、書簡などにおける最後にある文句のことです。

本などの最後にある文句なので、状況としてはあとがきに近いでしょう。

こちらも本筋などとは関係ない文章などが並んでいることが多く、意味合いとしてはやはりあとがきとそっくりと言えると思われます。

でも、末筆という表現の方がマイナーと言えるので、そこは理解しておきましょう。

「あとがき」と「末筆」の用法や用例

「漫画の最終巻の最後の方に書かれている、作者のあとがきに関しては非常に興味深い。

どんな思いで作者がこの作品を書くに至ったのかなどが詳しく書かれているわけだからな。」

「本を買ってもほとんど末筆には目を通さない。

そういう部分に関しても興味深く読んでいる人もいるんだろうが、俺はあまり興味がないと言えるんだよね。」

あとがきと末筆はほぼ同じ意味として使える

あとがきと末筆はともに書籍などにおける、最後に載っている何らかの文章のことです。

作者自身の思いなどが書かれていることが多く、自身の総評などの意味合いが強いものと言えるでしょう。

こういったものはすべての本にあるわけではありませんが、それなりに見かけるものなので、馴染みは感じやすいのではないかと思われます。

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