凍結は「資産などの使用や移動を禁止すること、凍り付いている状態のこと」。
どちらの意味でも使う言葉なので、両方とも覚えておく必要があります。
ただ、前者に関しては馴染みを感じられる人はあまりいないと言えるでしょう。
氷結は「氷になること、凍り付くこと」。
したがって、凍結の一部の意味とかなり似ている状況と評価できます。
氷結に関しては、凍結と比較するとあまり使われません。
「凍結」の意味
凍結とは、資産などの使用や移動を禁止すること、凍り付いている状態のことです。
前者の意味で使われることが多いものの、後者の意味でも使用されることはあります。
主に銀行口座の凍結といったケースで使用されることが多いですが、それ以外でも資産の移動が禁じられるようなシーンがあれば、その都度凍結という表現を使うことがあります。
たまに見聞きすることがある表現になるでしょう。
「氷結」の意味
氷結とは、氷になること、凍り付くことです。
単純に凍ることや氷になることという意味で、そういったシーンで使っていきます。
何かを凍らせるときに使うことができるので、家で氷を作る際には使用できますし、割と日常シーンにて使いやすい表現になるので、多くの人たちが馴染みを感じやすいと言えるのではないかと思われます。
それなりに有名な言葉でもあるでしょう。
「凍結」と「氷結」の用法や用例
「昨晩から雪が降っていて、道路が凍結しているみたいだな。
これが車を運転するときにはかなり気を付けないといけない。
油断すると、事故になりそうだからな。」
「最近はあまりにも気温が低くて、家の周りで氷結している箇所がかなり見られる。
本当に寒いから、できるだけ外出はしたくないんだよな。
でも、最低限の買い物はしないといけないし。」
凍結と氷結は同じような意味で使える言葉
凍結と氷結はともに凍る、氷になるといった意味で使うことができるので、そういった意味では共通していると言えます。
しかし、凍結については、それとは別に特定の資産の使用や移動を禁じるという意味もあります。
凍結についてはこの意味もそれなりに有名なので、しっかりと覚えておく必要があります。
ここで両者は区別ができるのです。