千万無量は「数えきれないほど、計り知れないほどに多いこと」。
とにかく量や数が多いという意味で使っていく言葉です。
いろいろなシーンで使用できる表現でしょう。
無量無辺は「物事の程度や量が多く、果てしないと言える状況のこと」。
千万無量と意味はほとんど同じです。
とても数え切れるほどではないケースで使用していくことになります。
「千万無量」の意味
千万無量とは、数えきれないほど、計り知れないほどに多いことです。
数えることができない、計ることができないほどに量や数が多いと言えるシーンで使っていく言葉であり、使用シーンは限定されると言えます。
でも、使用する機会はいずれはちゃんとあるはずで、そのときにはこのような言葉を実際に思い出していくといいのではないかと思われます。
「無量無辺」の意味
無量無辺とは、物事の程度や量が多く、果てしないと言える状況のことです。
果てしないということは、つまり数えることができないと言える状況で使っていくので、意味は千万無量とほぼ変わらないでしょう。
実際にこの言葉を使う場面は多くないと思われるものの、そういうシーンが全くないとは言えませんから、意味はきちんと把握しておくべきです。
「千万無量」と「無量無辺」の用法や用例
「これほど大量生産すると、本当に全部売れるのか不安になってくるな。
いくら存在しているのか分からない、まさに千万無量と言えるほどに作ったからな。」
「やるべき仕事が多すぎて嫌になってくるよ。
この会社は暇ができると次々と仕事を押し付けてくるから、無量無辺といった感じで、終わりが見えない、果てしない感覚になるんだ。」
千万無量と無量無辺は意味は全く同じ
千万無量と無量無辺はどちらも量や数が非常に多くて、数えることができない、果てしないと言えるような状況に対して使っていきます。
したがって、両者の意味はほぼ変わらない状況であり、基本的に区別をすることも困難であると言えます。
だから、これらかの言葉は同様のシーンで使っていくことになるので、そこに関して知っておきましょう。