「引き換え」と「取り換え」の違い・意味と使い方・由来や例文

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引き換えは「あらかじめ用意された別のものと取りかえる、交換すること」。

特定のものと交換するという意味の言葉であり、たいていは引換券といった言い方がされます。

引換券の場合には、その特定のものと交換してもらう権利を指しているのです。

取り換えは「古いものを捨てて、新しいものと変えること」。

古くなったもの、もう使わない方を捨てるという意味があり、ここは特徴的です。

「引き換え」の意味

引き換えとは、あらかじめ用意された別のものと取りかえる、交換することです。

引き換え券といったものが有名で、これはまさにあらかじめ用意されたものと取り換えるための権利を示した存在です。

だから、引き換えについては取り換えるものが固定されている、決まっているという点が重要と言え、そこは特に覚えておいた方がいいのではないかと思われます。

「取り換え」の意味

取り換えとは、古いものを捨てて、新しいものと変えることです。

古くなったために交換するという意味合いがある言葉ですけど、新しいものに変えた後は今まで使っていたものは捨てるという状況になります。

そこは特徴的でしょう。

また、取り換えに関しては、どういったものに交換するかは確定していないので、そこも理解しておくといいと思うのです。

「引き換え」と「取り換え」の用法や用例

「このくじには引き換え券が結構入っているみたいだ。

したがって、終わった後に特定の景品に交換してもらう必要があるな。

ちょっと面倒だけど、仕方ないか。」

「うちの家の給湯器が壊れた。

このままだと風呂に入れないから。

新しいものに取り換えてもらう必要があるな。

でも、すぐには無理だろうし、ある程度期間は必要だよな。」

引き換えと取り換えは別のものに交換すること

引き換えと取り換えはともに別のものに交換するという意味で使われます。

したがって、それぞれの言葉は意味の違いはそれほどありません。

ただ、引き換えは交換するものがあらかじめ決まっていますが、取り換えは古くなったから捨てて、新しいものに変えるという部分があります。

両者はそういった点で違いを認識しやすいはずです。

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