比翼連理は「男女の仲が非常にいいこと、深い愛情が感じられる状況のこと」。
男女の関係が非常にいい、理想的であるといった意味の四字熟語です。
ややマイナーな表現なので、知らない人も多くいると思われます。
偕老同穴は「一緒に暮らして老いて、死んだ後は同じ墓穴に葬られること」。
基本的には夫婦が仲のいい状態を維持して生涯を終えることを意味しています。
したがって、比翼連理と意味はかなり近いです。
「比翼連理」の意味
比翼連理とは、男女の仲が非常にいいこと、深い愛情が感じられる状況のことです。
基本的には男女の仲の良さを表す四字熟語であり、そういった意味で使っていきます。
でも、そのような状況を比翼連理という表現で評価する機会は実際あまり多くないと言えるでしょう。
だから、見聞きする機会はあまり多くないと思われます。
でも、全く聞かない言葉というわけでもないので、一応覚えておきましょう。
「偕老同穴」の意味
偕老同穴とは、一緒に暮らして老いて、死んだ後は同じ墓穴に葬られることです。
主に夫婦に対して使っていきますが、生前も死後も一緒であり、ずっと仲がいいといった状況を表す言葉と言えます。
したがって、偕老同穴は比翼連理とほぼ同じ意味であると言えるでしょう。
でも、偕老同穴についても頻繁に使われる言葉とは言い難い面があります。
「比翼連理」と「偕老同穴」の用法や用例
「俺の友達は彼女といつも仲がいいみたい。
喧嘩したこともないらしく、まさに比翼連理の関係といったところだろうか。
本当に運命の相手だったのかもしれないな。」
「偕老同穴のような人生を送ることができれば、本当に理想と言えるのではないだろうか。
結婚してから、それ以降もずっと仲睦まじく生きていきたいものだよね。」
比翼連理と偕老同穴は微妙に違いがある
比翼連理と偕老同穴はともに仲のいい男女という意味で使っていきます。
ただ、それぞれは全く同じ意味ではなく、多少なりとも意味が異なっているので、そこは知っておく必要があるでしょう。
そして、比翼連理は仲のいい男女であればOKですが、偕老同穴は仲のいい夫婦に対して使うことが多いため、そこは重要なポイントになります。