ビューンは「何かが振動してうなる音、銃弾が飛ぶときの音のこと」「銃音」と言い換えると分かりやすい。
ヒューンは「軽い物体などが滑空する時の音のこと」。
「グライダー」と言い換えると分かりやすい。
これらはものが振動するか、空中を滑空する時の擬音語になります。
「ビューン」は重さを感じるもので、「ヒューン」は軽いものを感じます。
「ビューン」は風切り音
「ビューン」は例えば弾丸が発射されて空気中を走る時の音になります。
「銃声がして、銃弾がビューンと言う風切り音とともに飛んできた」。
また、何かの振動音にもなります。
例えば凧に張ったゴム紐が風に震動して「ビューンビユーン」と音を立てていること、長い金属のリードをはじくと「ビューン」と音がすることなどを言います。
「ヒユーン」は軽いものが早く移動すること
「ヒューン」とは軽い物体が高速で移動している様子を言います。
例えば打ち上げ花火が打ちあがる時「ヒュー」「ヒューン・ドカン」と音がすることがあります。
これは「笛」を仕掛けてあるのです。
また、自動車や列車の風切り音も「ヒューン」と言うことがあります。
風が強い時、竹柵を通る烈風が起こす「虎落笛」も「ヒュー・ヒューン」と言います。
「ビューン」も「ヒューン」も速度感を感じる言葉
「ビューン」は重いものが高速移動しているときに起きる音、また何かが振動しているときに起きる音になります。
何かを振りまわす時も音がします。
つまり風切り音なのです。
同じ風切り音でも軽いものが経てる音は「ヒューン」と聞こえます。
「ヒュー」でも「ビュー」「ピュー」でも同じです。
「ヒュン・ビュン」になると瞬間的なことになります。
「ビューン」と「ヒューン」とは
「ビューン」は何かの風切り音を擬音化したものです。
例えば銃弾やゴム紐、金属リードをはじく音などが該当します。
「ヒューン」も風切音音なのですが、軽いものになります。
例えば打ち上げ花火の笛、自動車や列車に起いきる軽い風切り音、烈風がが起こす虎落笛、グライダーの滑空音などが該当します。
「ビュン」「ヒュン」は高速移動の瞬間的な音になります。