たたずまいは「立っている人や建物の全体の様子のこと」。
「様子」と言い換えると分かりやすい。
外観は「建物や物体を外から見た様子のこと」。
「姿かたち」と言い換えると分かりやすい。
「たたずまい」は人や建物が立っている状態・様子を言います。
「静かなたたずまい」「落ち着いたたたずまい」「スラッとしたたたずまい」などと使います。
「外観」は外から見た人や建物の姿かたちのことです。
「たたずまい」は「佇まい」と書き、立っていること
「たたずまい」は人や建物が立っている様子を言います。
「たたずまい」は「佇むこと、立ち止まること、待つこと」などの意味があります。
「佇む」は「立っている様子」のことです。
それが人でも建物でも同じように使います。
「橋の真ん中に一人佇んでいる人」「佇んで人を待っている」「落ち着いたたたずまいの街並み」などと使います。
「外観」は人や建物の姿
「外観」は人や建物を外から見た様子のことです。
「たたずまい」と似ていますが、「立っていること」ではなく、「姿かたち」のことを言います。
「その人の外観はまるで相撲取りの様に太っていた」「その街の外観は低層住宅が多く落ち着いていた」「都庁の外観は細かい窓に覆われている」「身だしなみや着ているものなど外観にもっと気を使いなさい」などと使います。
「たたずまい」は立っている「外観」のこと
「たたずまい」は立っている様子を外から見た「外観」のことです。
立っている人、立ち止まっている人、そこに立っている建物、街並みなどを言うのです。
悪い内容ではなく、良い内容、「スラッとした、一人で、瀟洒な、落ち着いた」などの意味で使います。
「外観」は人や建物の「姿かたち」を言い、「有のままの姿」を意味します。
「たたずまい」と「外観」とは
「たたずまい」は「人や建物が立っている様子のこと」になります。
主に「静かな、瀟洒な、落ち着いた」などの形容がされるのです。
「外観」は人やものの姿かたちを言います。
人は立っていなくてもよく、寝ていても座っていても良いのです。
建物は当然立っている姿になります。
物の外観のことも言い、どのような様子なのかを表します。
丸い形の「外観」などと使います。