本気は「確信的な気持を以って物事を行なうこと」。
「確信的」と言い換えると分かりやすい。
本腰は「本格的に物事を進めること」。
「本格的」と言い換えると分かりやすい。
「本気」はいい加減な気持や嘘偽りの気持ちではなく、本心から物事に取り組もうとする確信的なことです。
「本腰」は取り掛かっていることを本格的に行うことです。
「本気」は本心からの気持ちのこと
「本気」は本当の気持ち、本心からの気持ちなどのことです。
「うそっ気」と言う言葉の反対語になります。
「いよいよ本気を出す時だ」「物事はいつでも本気で取り組むことが大事だ」「お前、本気か」「本当に本気で言っているのか」「本気を出せばいつでも勝てるのだ」「そろそろ本気になって下さい」「本気で怒っている」などと使います。
「本腰」は本格的なこと
「本腰」はとりあえず始めたことを、本気になりいい加減ではなく本格的に取り組むことです。
「いよいよ本腰を入れる時が来たな」「本腰で仕事に打ち込む」「この仕事は初めから本腰を入れて行って下さい」「本腰には見えない」「本腰でやっているかどうかで本気度が分かるというものだ」「本腰を入れられたら敵わない」と使います。
「本腰」は「本気」になること
「本腰」は本格的に行うことですから、いい加減な気持ではなく「本気」の気持ちなのです。
「政府は掛け声だけでなく予算を付けたので本腰を入れるようだ」「あの会社に本気で本腰を入れられたら、あの分野はどこも太刀打ちできないだろう」「本腰は本気でお金や人を使い、体制を整えて物事に当たる姿勢のこと」などと使います。
「本気」と「本腰」とは
「本気」は本当の気持ち、本心からの気持ちのことで、積極的にやる気を出すことでもあるのです。
「本腰」も「本気」で本格的に物事を行なうことです。
どちらも、物事を前向きに行う姿勢を表しています。
「本気で物事に取り組むことは本腰を入れることと同じ」「とりあえず手掛けていたことを、体制を整えて本格的に行うことを、本腰を入れると言う」などと使います。