臍を噛むは「後悔すること、どうにもならない状況であること」。
自分のへそを噛むという意味である言葉ですけど、それは不可能であるために、どうしようもないという意味で使うことが非常に多いです。
唇を噛むは「悔しいと感じること、怒りを抑えている状況のこと」。
こういった感情が芽生えたときに実際に唇を噛む人は多くいるため、こういう表現が使われているのです。
「臍を噛む」の意味
臍を噛むとは、後悔すること、どうにもならない状況であることです。
現状を変えることができない、どうすることもできないという意味で使っていきます。
そういう状況になったことで後悔するという意味もありますから、そこも覚えておきましょう。
臍を噛むという表現はあまり使われませんが、知っておいた方がいいと思われます。
「唇を噛む」の意味
唇を噛むとは、悔しいと感じること、怒りを抑えている状況のことです。
こちらも悔しいと感じる意味がありますが、それとは別に怒りを抑えるという意味も含まれているのです。
唇を噛むという表現そこそこ使われ、いろいろなシーンで見聞きするものと言えます。
したがって、意味に関してはしっかりと理解しておくべきと評価できます。
「臍を噛む」と「唇を噛む」の用法や用例
「ここまで赤点を連発してしまうと、もはやどうにもならないだろう。
留年を回避することはできないと思う。
こんな状況になってしまうなんて、まさに臍を噛むような気分だよ。」
「逆転勝利のチャンスだったのに、まさかここでダブルプレーとは思わなかった。
これは勝ったと思っただけに、唇を噛んでしまう思いだったと言える。」
臍を噛むと唇を噛むは十分に区別できる
臍を噛むと唇を噛むはともに後悔や悔しい感情を覚えたときに使っていきますから、意味は似ています。
でも、それぞれはどうにもならない状況や怒りを覚えるようなシーンで使っていくことが可能で、そういった部分で違いが存在しています。
だから、両者はきちんと区別できるポイントがあると言えるので、そこは覚えておきましょう。
