青森大学は、1968年に設置された私立大学です。
高校野球や高校サッカーにおける強豪、青森山田高校と同じ系列の大学です。
一方、青森公立大学は、青森県や青森市が中心となって設置された4年制大学で、公立大学となっています。
設置当時から、経営経済学部のみの設置となっており、現在は1学部1研究科が置かれている大学となっています。
青森大学とは
青森大学は、県庁所在地の地名を冠している大学ですが、実は1968年に設置された私立大学です。
学校法人青森山田学園が運営している大学です。
社会学部・総合経営学部・ソフトウェア情報学部・薬学部の4学部が置かれています。
かつては17年間、工学部が置かれていたほか、2013年までは大学院も設置されていました。
現在は青森だけにとどまらず東京キャンパスが置かれており、1・2年次は東京でも授業が受けられるようになっています。
青森公立大学とは
青森公立大学は、1993年に設置された公立大学となります。
もともと、青森市が1963年に市議会に大学誘致特別委員会を設置したことが背景にあります。
設立当初は経営経済学部経営経済学科のみでしたが、2006年度からは経営経済学部の下に3つの学科(経営、経済、地域みらい)が置かれているほか、大学院1研究科も設置されています。
青森大学と青森公立大学の特色
青森大学も青森公立大学も、青森県出身の学生が多い大学です。
そして、どちらも経営系の学部を置いている大学となっています。
青森大学は、3・4年次になると3か月のインターンシップを行っており、長期休暇と組み合わせることで日本全国、さらに世界中で勉強することができるシステムが確立されています。
青森公立大学は、経営経済の専門性を持った教養人の育成という理念のもとで学士教育に力を入れています。
青森大学と青森公立大学の学生数と卒業生の進路
青森大学は2021年度現在で1253名の学生が在籍しています。
その半数近くにあたる41%が青森県出身です。
卒業生の進路としては、経営系だけでなく、社会系・情報系・薬剤師が見られます。
青森公立大学は、2021年5月現在で1290名の学生・13名の大学院生が在籍しており、その44%が青森県出身となっています。
進路としては卸売・小売業、金融・保険業が多く、サービス業や公務員になる人も見られます。