模写は「特定のものを見ながら、それを真似て描くこと」。
特定のものと同じようなものを描く際に使われますが、要するに真似をして描くという意味になります。
見ながら真似をして描くので、ある程度のクオリティにはなりやすいです。
複写は「特定のものを上からなぞって同じものとして描くこと、コピーすること」。
どちらの意味でも使っていきますが、やはりコピーするという意味の方がメジャーであると言えます。
「模写」の意味
模写とは、特定のものを見ながら、それを真似て描くことです。
特定のものを真似して描くということで、そっくりになるように描いていくのです。
見ながら描くことができるため、ある程度の状況には似せることはできるでしょう。
模写に関しては、クオリティの程度はともかくとしても、子供の頃に少なからずやったことがある人はかなり多いのではないかと思われます。
「複写」の意味
複写とは、特定のものを上からなぞって同じものとして描くこと、コピーすることです。
特定のものと同じように描くという点は模写と同じですが、複写は見ながらというよりは、上からなぞるだけなので、こちらの方が難易度は低くなります。
ただ、コピーするという意味もあるため、そこは特徴的と評価できるポイントになるはずです。
「模写」と「複写」の用法や用例
「この絵は非常に綺麗だから、自分も真似して描きたいと思うんだ。
模写をすれば、それなりに上手く描けるんじゃないかな。
そんなにクオリティの高いものに仕上げる必要はないし。」
「このイラストは複写して何枚も用意したいな。
そして、自分の部屋の至るところに飾っておきたいんだ。
いつでも見れるような状況を作っておきたいと思う。」
模写と複写はどちらも似せて描くこと
模写と複写に関しては、元となる絵などに似せて描くときに使う言葉です。
模写は見ながら真似をしていく状況で、複写は上からなぞっていくような描き方をしていきます。
両者は似たような意味で使うことができますけど、複写に関してはコピーするという意味もあるので、そこは違いとなる部分ですし、覚えておいた方がいいと言えます。