ぎっしりは「隙間がないほどにいっぱいに入っている状態のこと」。
隙間がないため、これ以上入る余地がないと言えるケースで使っていきます。
ぎっしりと言える場面は日常生活の中でそれなりに多く存在しているでしょう。
ぴっちりは「隙間がなく、密着している状態のこと」。
隙間が存在しないという意味では、ぎっしりにかなり似ている意味の言葉です。
密着するという部分もぎっしりと似ています。
「ぎっしり」の意味
ぎっしりとは、隙間がないほどにいっぱいに入っている状態のことです。
特定の入れ物や場所にものや人が入っているときに使いますけど、隙間がないので、これ以上は入らないと言えるケースで使用していくのです。
したがって、もう満杯であると評価できる場合に使う言葉であると言えるでしょう。
日常生活でよく使う表現と言えるはずです。
「ぴっちり」の意味
ぴっちりとは、隙間がなく、密着している状態のことです。
こちらも隙間がないということで、ぎっしりに似た意味を持っています。
しかし、ぴっちりは洋服などが人の身体に密着していて、余裕がないと言えるケースで使うことが多いです。
だから、意味は似ていますけど、使用する場面については明らかな違いが存在しているわけです。
「ぎっしり」と「ぴっちり」の用法や用例
「これだけ多くのお客さんがぎっしり席を埋めてくれるとなると、こちらとしてもやりがいを感じられるよな。
満員の人たちの前でライブをやるというのは、以前から抱えていた夢だったからね。」
「この洋服はかなりぴっちりしていて、若干きついかな。
もう少しサイズ的に余裕がある方がいいかもしれないから、別なものを探してみよう。」
ぎっしりとぴっちりは隙間がないという意味
ぎっしりとぴっちりはともに隙間がないという意味で使います。
つまり、余裕が感じられないというケースで使うのです。
しかし、ぎっしりは入れ物や場所にものや人がこれ以上入らないという場面で使いますが、ぴっちりは洋服などがきついと感じられる場面で使うので、両者は使用シーンで明らかな違いがあると評価できるでしょう。