ぞろぞろは「多くのものがまとまって動いている状況のこと」。
たくさんいる存在がまとまって一定の行動をしている、そんなシーンで使っていきます。
人間以外に対しても使用することは可能です。
どやどやは「大勢が騒がしく一気に入ってくる状況のこと」。
多くの人たちが特定の場所に1度にやってくると言えるシーンで使っていく言葉です。
大勢なので、自然と騒がしくなります。
「ぞろぞろ」の意味
ぞろぞろとは、多くのものがまとまって動いている状況のことです。
基本的には人に対して使っていくことが多いですが、それ以外の動物などに対して使うこともできます。
そういった生き物がまとまった集団となって、特定の方向に向かって動いているようなシーンで使っていくと言えるでしょう。
そして、動いているといっても割とゆっくりであることも多く、そこはポイントと言えます。
「どやどや」の意味
どやどやとは、大勢が騒がしく一気に入ってくる状況のことです。
大勢がまとまって特定の場所に入ってくる状況を指しているので、ぞろぞろに似た光景に見える可能性が高いでしょう。
ただ、それなりに移動するときには騒がしいという部分、そして特定の場所に入ってくるという点はぞろぞろとはちょっと違うと言えるので、そこで区別をしていくと良いでしょう。
「ぞろぞろ」と「どやどや」の用法や用例
「開店前から店の外にはお客さんがすごい並んでいて、開店と同時にお店の中にぞろぞろと歩いて行ったな。
今日は初売りだから、福袋なども販売しているし、そういうのを目当てにしていた人もいたのだろう」
「社会科見学の子供たちが施設の中にどやどや入っていくのが見えた。
思い返せば、俺にもああいう時代があったんだな。
とても懐かしいな。」
ぞろぞろとどやどやは光景としてはかなり似ている
ぞろぞろとどやどやに関しては、同じような光景を指している言葉と評価できます。
どちらもある程度まとまった人たちが動いている状況で使う言葉ですから。
ただ、どやどやに関しては、どこかの場所に入っていく、そして騒がしいという部分が必要になるので、そこはぞろぞろとの違いになります。
そういった部分で区別をしていくと良いです。