かち合うは「何かと何かがぶつかること、2つ以上の予定がぶつかってしまうこと」。
どちらかと言えば、後者の意味で使用されることが多いです。
特定の日に複数の用事が存在しているようなケースで使うことが多いです。
重なり合うは「一方がもう一方の上に乗ること、予定などがぶつかること」。
後者の意味については、かち合うとほぼ同じです。
重なり合うについても、同じ日に複数の予定が存在してしまう状況で使えるのです。
「かち合う」の意味
かち合うとは、何かと何かがぶつかること、2つ以上の予定がぶつかってしまうことです。
どちらかというと、後者の意味の方が有名であり、こちらがよく使われる印象でしょう。
同じ日に複数の予定が存在しているため、両方に対処するのが困難であると言えるケースで使うことが多いです。
日常生活の中で普通に見聞きする言葉です。
「重なり合う」の意味
重なり合うとは、一方がもう一方の上に乗ること、予定などがぶつかることです。
前者の意味で使うことも多々ありますが、後者の意味で使うこともそこそこあります。
そして、後者の意味については、かち合うと同じような状況と評価できます。
特定の日に複数に予定が存在しており、両方に対処できないといった状況で使っていくのです。
「かち合う」と「重なり合う」の用法や用例
「そう言えば、来週の今日は複数の予定が存在していたんだった。
どっちを優先すべきか、今のうちに考えておかないとな。
かち合っている状況のまま忘れるといけないから、早めに対処しないと。」
「冬のある日、玄関を開けるとそこには2匹の野良猫が倒れていた。
お互いに身体が重なり合うような姿勢だったが、よっぽど寒かったのかな。」
かち合うと重なり合うは同じ意味として使うことができる
かち合うと重なり合うについては、どちらも特定の日に複数の予定が存在しているという場面で使用できます。
したがって、この意味において、両者は同じ使い方ができるのです。
ただ、かち合うには何かと何かがぶつかる、重なり合うには一方がもう一方の上に乗るという意味もあるので、違う意味が存在している点は覚えておきましょう。