詰め合わせは「2種類以上の品物を1つの入れ物に入れること」。
食品に対して使われることが多く、本来は別々の品と言えるものが、同じ商品として含まれているような状況において使われる言葉となっています。
盛り合わせは「異なる料理が1つの器にいくつか盛られている状態のこと」。
盛り合わせという言葉は料理の名前に使われることが多いですが、そもそも複数の料理がセットになっている状況なのです。
「詰め合わせ」の意味
詰め合わせとは、2種類以上の品物を1つの入れ物に入れることです。
何らかの品物が複数、特定の器などに入っている状況、そういったものとして売られている状況を指す言葉と言えます。
したがって、詰め合わせはそれ自体が1つの商品として存在しているのです。
基本的には食品に対して使われることが多いので、そこが特徴的でしょう。
「盛り合わせ」の意味
盛り合わせとは、異なる料理が1つの器にいくつか盛られている状態のことです。
1つの器に別の種類の料理が複数盛られている状況ということで、状況としては詰め合わせに比較的近いと言えます。
こちらも料理に対して使うため、詰め合わせにかなり似ていると評価できるでしょう。
盛り合わせという名称は、料理の名前に実際に使われることも多いですが。
「詰め合わせ」と「盛り合わせ」の用法や用例
「このお菓子の詰め合わせは非常に多くの種類が入っていて、それでいてこの値段だよ。
非常にコストパフォーマンスが良いと思わないかい。
個人的には買ってみたいなと思うんだよね。」
「この刺身の盛り合わせは非常に豪華な内容になっている。
高級な魚のみが使われているし、滅多に遭遇できないメニューじゃないかと思うんだよね。」
詰め合わせと盛り合わせは使用する場面が異なる
詰め合わせと盛り合わせは同じような意味の言葉に思える人も多いと思われますが、実際は使用する場面が違います。
詰め合わせは複数の商品をセットにして売られている商品なので、小売店などで見られるものです。
しかし、盛り合わせは複数の料理をセットにして売られている料理なので、飲食店などで見られるものです。
そこで区別ができるのです。