赤外線は「可視光線の外側にある0.78ミクロンから4ミクロンの波長のこと」。
「赤の外」と言い換えると分かりやすい。
遠赤外線は「4ミクロンから1,000ミクロンの波長のこと」。
「熱線」と言い換えると分かりやすい。
「赤外線」は可視光線である虹の赤色の外側になります。
目には見えませんが、さまざまに利用がなされています。
「遠赤外線」は赤外線の中でも更に波長が長くなっているものです。
虹から遠く離れた、と言うことから「遠」が付いています。
似たような言葉で「近赤外線」がありますが、より虹に近いものになります。
「赤外線」は赤の外側のこと
「赤外線」は可視光線の虹と電子レンジに使うマイクロ波との間にある電磁波です。
虹の一番外側の色が赤のため、それより外側のことを「赤外線」と呼ぶ訳です。
同じように虹の紫の外側は「紫外線」と言います。
波長は短くそれ以上短いものはX 線と呼ばれます。
「赤外線」は温度センサーのサーモグラフィや赤外線望遠鏡、通信手段や熱源として使うことなどをします。
「遠赤外線」は熱線のこと
「遠赤外線」は「赤外線」の一部になります。
「赤外線は」虹に近い方から、「近赤外線・中間赤外線・遠赤外線」と分けられ、「遠赤外線」は一番波長が長い方になります。
大体3ミクロンから30ミクロン位が使われています。
電熱器のニクロム線や木炭などは熱すると大量の「遠赤外線」が出て、ものを暖める作用をします。
「遠赤外線ヒーター」も同じ原理を使っています。
「遠赤外線」」は「赤外線」の一部
「遠赤外線」は「赤外線」の領域の一部分になります。
利用される「遠赤外線」は更に領域が狭いものです。
物質はすべて「遠赤外線」」を発していると言われていますが、ものにより、加熱すると多く発するものもあります。
金属は反射してしまいますが、プラスチックや木材、食品、水などは当たると熱を持ちます。
大体、熱せられて赤く見えるものは「遠赤外線」を出しているのです。
「赤外線」と「遠赤外線」とは
「赤外線」は可視光線である虹の赤より波長の長い電磁波のことを言います。
更に長くなるとマイクロ波や電波となるのです。
温度センサーや望遠鏡、通信や熱源として利用されています。
「遠赤外線」は「赤外線」の領域の一部になります。
3~30ミクロンの波長のものが利用されています。
特に熱源として「遠赤外線ヒーター」や「電気こたつ」などに応用されます。