重圧は「のしかかるように感じられる圧力のこと」。
自分にとってとても大きなプレッシャーを感じているとき、大きな期待を背負っているときに主に使う言葉と言えます。
圧迫は「強く押さえつけること、威圧すること」。
後者の意味については重圧とかなり近いです。
物理的な圧力ではなく、心理的な圧力をかけるという部分で共通点があるのです。
「重圧」の意味
重圧とは、のしかかるように感じられる圧力のことです。
ただ、物理的な圧力ではなく、プレッシャーなどの精神的な圧力に対して使われます。
失敗できないとか、大きな期待をかけられているなどのシーンで主に感じることになるでしょう。
重圧に相当するものを感じたことがある人は非常に多いはずなので、馴染みを感じやすい言葉であるはずです。
「圧迫」の意味
圧迫とは、強く押さえつけること、威圧することです。
物理的な圧力に関する意味でも使われますが、精神的な圧力に関する場面でも使用されます。
そして、後者に関しては重圧と同じような意味と言えるでしょう。
ただ、圧迫については、圧迫するといった感じで動詞として使用することが大半なので、そこに関しては覚えておきましょう。
「重圧」と「圧迫」の用法や用例
「今回のプロジェクトは社運が大きくかかっている。
したがって、絶対に成功させないといけない。
その責任者である俺にかかる重圧はとんでもなく大きい。
今にもくじけそうに感じられるほどだ。」
「昨今は圧迫面接という手法が流行っているようだね。
求職者に対して、わざときついことを言って、精神的に圧力をかけていく。
そのときの反応を見るんだそうだ。」
重圧と圧迫は同じような意味で使える
重圧と圧迫に関しては、同じような意味として使用することができます。
どちらも精神的な部分に対する圧力をかけるという意味で使用できるので、これらはほぼ同じ意味として解釈できるでしょう。
ただ、圧迫には物理的な圧力を示す意味もありますし、圧迫するといった感じで動詞のように使うこともあるので、そこは注意点として知っておくべきです。