冴えないは「なんとなく物足りない、目立たない状況のこと」。
特定の人物やものに対して使用する言葉ですが、何かが足りないと感じるとき、目立つ存在ではないと感じるときに使っていきます。
パッとしないは「地味であること、勢いが感じられないこと」。
地味であるということで、要するに目立たないという意味が込められているため、冴えないにかなり近い意味の言葉です。
「冴えない」の意味
冴えないとは、なんとなく物足りない、目立たない状況のことです。
何かが足りていないと感じる、不満に思える部分がある、そして目立たないという意味で使用していく言葉と言えます。
基本的にはネガティブなイメージを持った言葉であり、人やものを評価するときによく使われる言葉です。
やや曖昧な意味である点が特徴なのです。
「パッとしない」の意味
パッとしないとは、地味であること、勢いが感じられないことです。
地味であるという点から、目立たないという意味に解釈することができるので、冴えないという言葉にかなり近い意味と言えます。
しかし、それとは別に勢いが感じられないケースでも使用していくため、そこに関しても同時に理解しておいた方がいいと言えるでしょう。
「冴えない」と「パッとしない」の用法や用例
「この格好だと、何となく見た目的に冴えないんだよな。
色遣いが全体的に地味だからかな。
ネクタイだけはもっと明るい色にした方がいいんじゃないかと思うんだよね。」
「この商品のキャッチコピーはどうもパッとしないな。
これだと消費者の印象に残らないぞ。
もっと斬新な感じで、一瞬で印象に残るようなものにした方がいいと思うんだよな。」
冴えないとパッとしないは同じような意味を含んでいる
冴えないとパッとしないはどちらも目立たないという意味があります。
したがって、印象に残りづらいという言い方ができ、そういった面でネガティブさを感じられるのです。
両者は厳密に言えば、やや意味は違っていますけど、大雑把に捉えればほとんど同じような意味とも言えるでしょう。
でも、冴えないには勢いが感じられないという意味もあるため、そこも知っておくと良いです。