催眠術は「術者の暗示により眠くなり言うなりに動くこと」。
「無意識行動」と言い換えると分かりやすい。
自己暗示は「自分に暗示をかけその通りになるように仕向けること」。
「意識行動」と言い換えると分かりやすい。
催眠術は信頼関係のある術者により行われなければ効果は少ないもので、疑いを持っていては掛難いものです。
自己暗示は素直な性格ならば効果はあるのですが、そうでないと掛りにくいと思われます。
「催眠術」はマインドコントロール
「催眠術」は双方に信頼が無いとうまく行かないと思われます。
旨く催眠状態が造れると、その時に術者が言った言葉が深層に残り、覚醒しても残るため術者の言いなりになるものと考えられます。
不眠症や強い思い込みのある場合、何かの恐怖症の治療などで用いられることがあります。
マインドコントロールですから、信じやすい性格のひと、開放的な人に適していると思われます。
「自己暗示」は思い込むこと
「自己暗示」は自分の欠点や弱いところなどを、そうではないと強く心に思い行動することです。
例えば試合の前に勝つのだ、自分は強いと暗示を掛けることや、壇上に立つ前に上がらないように「手の平に人と言う字を書き食べる仕草をして」暗示を掛けることなどを言います。
性格的には素直でないとうまくい行かないと思われます。
「催眠術」掛けてもらうこと、「自己暗示」は掛けるもの
「催眠術」は術者に掛けてもらい自分の欠点を矯正してもらうものです。
「自己暗示」も自分の欠点の矯正や緊張感を緩和することを行うものになります。
どちらも効果があるのは性格的に開放的で人を信じやすい素直さがある人になり、閉鎖的で、自分に閉じこもる人には向いていないものです。
特に、「自己暗示」はポジティブな思考をする人に向いているものです。
「催眠術」と「自己暗示」とは
「催眠術」は術者の指導の下で催眠状態になり、欠点や恐怖心などを矯正してもらう心理学的な療法です。
「自己暗示」は自分にポジティブなことを思い込ませることで、緊張感の緩和などに役立つものです。
どちらにしても、性格的に適している人は開放的で素直な人になり、閉鎖的でネガティブ思考をする人には向いていません。