翌朝は「特定の日の次の日の朝のこと」。
基準となる日の次の日の朝を翌朝と呼びます。
したがって、基準次第で具体的なタイミングが変わるのです。
明朝は「明日の朝のこと」。
こちらは今日を基準として、明日の朝を示す言葉です。
したがって、意味はかなりはっきりとしている状況でしょう。
具体的なタイミングが明確に定まっている状況と評価できるはずです。
「翌朝」の意味
翌朝とは、特定の日の次の朝のことです。
基準日をいつにするかによって、翌朝が指す具体的な朝が変わってきます。
だから、過去や未来に対して使うことができるのです。
翌朝という言葉は過去に対しても使うことができる点が特徴であり、そこに関してはあらかじめ理解しておくようにしましょう。
多くの機会で使用する可能性があると言えるはずです。
「明朝」の意味
明朝とは、明日の朝のことです。
明朝に関しては、基準がはっきりしている分、具体的な状況を想像しやすいです。
今日を基準として、明日の朝を指しており、それ以外の状況はあり得ないと言える言葉です。
だから、明朝は基本的には未来しか指しておらず、過去に対して使うことはないでしょう。
そこは翌朝との大きな違いになっているため、特に覚えておいてほしいです。
「翌朝」と「明朝」の用法や用例
「合格発表の翌朝は非常に気分がよかったんだよな。
やっぱり自分の憧れていた大学に受かったという現実をかみしめながら、気持ちよく目覚めることができたから。
ここまで気分よく学校に通えた瞬間はなかったよ。」
「明朝は8時に会社に集合だ。
絶対に遅刻はしないように。
1人でも遅刻をしたら全員が困ることになるから、そこは頭に入れておいてほしいね。」
翌朝と明朝は使える範囲が異なっている
翌朝と明朝に関しては同じ意味の言葉に見えるかもしれませんが、厳密に言えば違います。
翌朝は基準となる日の次の日の朝なので、基準次第で具体的なタイミングは違います。
しかし、明朝は今日の次の日の朝で固定されているため、使用できる範囲がかなり狭いです。
そういった感じで、それぞれは実際に使用できる範囲が異なっていると言えるのです。