「半島」と「岬」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

半島は「比較的広大な陸地から海にせり出ている部分のこと」。

「突出部」と言い換えると分かりやすい。

岬は「半島の突端にある部分のこと。」

「先端」と言い換えると分かりやすい。

半島は大きいものから、小さなもの、細いもの、長いもの、わずかなものなど様々です。

「岬」はその半島の突端にある更に突き出た所を言うのです。

「半島」は陸地が伸びたもの

「半島」はせり出した陸地のことで、具体例は非常に多く巨大半島としてバルカン半島・スカンジナ半島があり、細くて長い半島はカルフォルニア半島・マレー半島があります。

日本でも紀伊半島・房総半島・渡島半島・知床半島・薩摩半島・能登半島・国東半島など幾多のものが存在します。

細長いと言えば日本一長い佐多岬半島が有名です。

「岬」は半島の突端のこと

「岬」は半島の突端に大体位置しています。

半島と岬は一体的な関係にあります。

紀伊半島と潮岬・佐多岬半島と佐多岬・知床半島と知床岬などですが、例外的なもので日高山脈の突端にある襟裳岬があります。

人気の岬は都井岬・霧多布岬・宗谷岬など多くのものがありますが、灯台がある場合も多くあり、奇岩が伸びている景観を持つ岬も多いのです。

「半島」と一体とは言えない「岬」

「半島」には大体「岬」がありますが、「岬」だけの所もあるのです。

例えば「塩屋岬・御前崎・宗谷岬・カモイワッカ岬」など必ずしも半島の突端ではありません。

島の突き出た場所も岬・崎などと言うようです。

陸地が先鋭的に突出している地形は、半島に関係なくほとんど岬などになるのかも知れません。

灯台設置場所としては格好の場所です。

「半島」と「岬」とは

「半島」は大陸など広範な陸地から突き出ている部分を言います。

大小・長さ・細さなど形状は様々になります。

世界にはスカンジナ半島と言う巨大半島も存在します。

「岬」は「半島」の一部として突端部分を言いますが、必ずしもそうではなく、先鋭的に突き出て入れば良いようです。

ですから、山脈の突端や島の突端でも「岬」と言うのです。

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