安心感は「何も不安がなく心配もしない様子のこと。」
「安堵」と言い換えると分かりやすい。
信頼感は「何も不安がなく任せても良いという様子のこと」。
「一任」と言い換えると分かりやすい。
安心感も信頼感もお互いに認め合っている場合に生まれる感情で、連帯感や絆を持てる関係と言えます。
個人間でも勿論国家間でも言えることになります。
「安心感」は信頼している相手に持つ感情
「安心感」は相手に全幅の信頼を置いていて、決して裏切らない関係にあることです。
不利になることをすることや貶めることをするなどは決してなく、心安らかに対応が出来ることです。
結束は固くなり、いろいろなことを共に行いたいという気持ちになる関係です。
連帯感と言うか信頼感と言うか、そのような感情があれば「安心感」は保たれるのです。
「信頼感」は任せる気持ち
「信頼感」は安心感を持って相手を信用して任せるという気持ちのことです。
相手を評価し認めているから出来ることで、不利になることや顔に泥を塗ることなどは決してないと思っていることです。
相手に対して何か出来ることはないかと、お互いに思いやる気持ちを持ち合うことです。
もし、そのような気持が無ければ不信感になり、警戒感と発展してしまいます。
「安心感」は「信頼感」があること
「安心感」を持てるということは根底に「信頼感」があるからです。
「信頼感」がなければ「警戒感」や「不信感」を持つようになり、人間関係や国家など二者の関係はぎくしゃくしてしまいます。
「信頼感」があるから相手に「安心感」を持てるというものです。
例えば表面上は同盟関係にあっても、離反する動きをする国には不信感が芽生えてしまいます。
「安心感」と「信頼感」とは
「安心感」はお互いに信頼関係にある時に生まれる感情のことです。
少しでも信用できなくなれば「安心感」など吹き飛んでしまうのです。
微妙な感情である「安心感」は、強い信頼感と絆により生まれるものなのです。
例えば自由主義諸国間では、強い絆がありますから、お互いに「安心感」を持てるのですが、蝙蝠外交国は「不信感」しかありません。
どっちつかずの中途半端な国には「安心感」など持ちようもありません。
「信頼感」も同じことなのです。