無双は「並ぶ者が皆無と言えるほどに優れていること」。
その人物に太刀打ちできる人間は全くいないと言えるケースで使っていく言葉です。
無敵は「相手になる者が皆無と言えるほどに優れていること」。
特定の人物の相手ができる人間が全くないシーンで使う言葉ですが、基本的な意味は無双とほぼ変わりません。
つまり、同じような場面で使う言葉と言えるのです。
「無双」の意味
無双とは、並ぶ者が皆無と言えるほどに優れていることです。
能力に関して、並ぶ人間が全くいないと言えるシーンで使っていくため、まさにナンバー1と表現できる状況でしょう。
無双に相当する状況はそこまで多くはありませんけど、現実でなくはない状況です。
とびぬけた才能を持った人が出たときには、無双と表現できる状況になる可能性はあります。
「無敵」の意味
無敵とは、相手になる人間が皆無と言えるほどに優れていることです。
相手が務まる人間がいないということで、実力的に並ぶ人間がいないと言えるので、無双とほぼ同じような意味の言葉と言えます。
無敵に関しても、そのように言える状況は多くはないですが、現実では存在することはするので、見聞きする可能性は十分にあるでしょう。
「無双」と「無敵」の用法や用例
「この選手はずっと負けなしで連勝中だ。
この状況を見ると、今後勝てそうな選手が現れる気配はないし、当分は無双状態がずっと続いていくんじゃないだろうか。」
「このチームはずっと無敵だ。
前回のワールドカップでも優勝して、今回も優勝だからな。
ここまですさまじい強さを見せるようなチームが過去に存在しただろうか。」
無双と無敵は同じ意味と言える
無双と無敵に関しては、実力的に敵う存在が全くいないようなケースで使っていきます。
したがって、意味はほとんど変わりません。
また、言葉自体の知名度にも差がないので、同じくらい見聞きする可能性があります。
無双と無敵に関しては、意味の区別をすることは現実的ではないため、どちらを使っても構わないと思っておくべきです。
