「蚊帳の外」と「仲間外れ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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蚊帳の外は「特定の集団において、自分がその中心にいることができない、事情を知らされていない状況のこと」。

本来は同じ立場であるにもかかわらず、自分だけがのけ者にされている雰囲気を感じさせる言葉です。

仲間外れは「自分や一部の人たちだけが特定の集団に入れてもらえない状況のこと」。

集団に入れない、のけ者にされているという意味の言葉です。

「蚊帳の外」の意味

蚊帳の外とは、特定の集団において、自分がその中心にいることができない、事情を知らされていない状況のことです。

本来は集団の構成員として、他の人たちと同じ立場にあるにもかかわらず、のけ者にされているような雰囲気を感じた際に使います。

蚊帳の外の状況に置かれると、気分はよくないと言えますし、いじめを受けているような感覚になる場合もあるでしょう。

「仲間外れ」の意味

仲間外れとは、自分が特定の集団に入れてもらえない状況のことです。

他の人たちは入れるのに、自分を含めて一部の人たちだけが入れない状況で使うことが多いです。

こういった状況はいじめと捉えられる場合もありますけど、それとは別に共通点を持たない層という意味で使われる場合もあります。

つまり、特異な存在に対しても使うのです。

「蚊帳の外」と「仲間外れ」の用法や用例

「会社に行っても、俺だけが蚊帳の外って感じなんだよな。

他の人たちは盛り上がっている状況だけど、俺は常に彼らとは別のところで仕事をしているって感じだ。」

「この3つの中で、実は1つだけ仲間外れが含まれている。

それはどれだか分かるか。

1つだけ他の2つにはある共通点を持っていないんだ、それをヒントに考えていくといい。」

蚊帳の外と仲間外れはのけ者にされるという意味で使われやすい

蚊帳の外と仲間外れは、一部の人間だけがのけ者にされている状態で使われやすいです。

ただ、蚊帳の外は集団内に入っている状態ですけど、仲間外れは集団に入ることすらできない状況で使っていきます。

また、仲間外れは他のものと比べて共通点を持たないという意味で使われることもあるので、そういった部分で違いがあります。

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