アブラムシは「植物の葉や茎に付く小さな害虫のこと」。
「アリマキ」と言い換えると分かりやすい。
ゴキブリは「家に巣くう茶色や黒の害虫のこと」。
「アブラムシ」と言い換えると分かりやすい。
戦前はゴキブリのことをアブラムシと言っていたのですが、今はゴキブリになっていますが、一部の地方ではまだアブラムシが通用しています。
アブラムシは植物に付く緑色や橙色・黒の小さな虫のことを今では言います。
「アブラムシ」はアリマキ
「アブラムシ」は植物の茎や葉にビッシリと付く小さな害虫のことです。
天敵も多く弱い存在なため、蟻と共存関係を持つためにアリマキとも言います。
天敵はテントウムシやカゲロウと言われ、蟻に守ってもらいます。
代償としてアブラムシは甘い汁を蟻にあげるのです。
農作物に付くとウイルス被害が出るため農家は駆除に熱心になります。
「ゴキブリ」は嫌われ虫
「ゴキブリ」は太古の昔より存在する昆虫です。
世界中に多くの種類が存在し、人間が最も嫌う害虫の一つです。
ゴキブリの名は「御器被り=ゴキカブリ」から来ている説が有力です。
「食器をかじるもの」と言う意味です。
多くは人家に潜み繁殖をします。
駆除は粘着シート式・スプレー式・毒餌式・煙幕式などがありますが根絶は出来ません。
「ゴキブリ」は昔の「アブラムシ」
「ゴキブリ」は、以前は「アブラムシ」との呼び方が普通でしたが、最近は「ゴキブリ」と言う様になっています。
駆除剤メーカーが名前を「ゴキブリ」にしたためかも知れません。
ゴキブリホイホイと言う粘着シート式の駆除箱は爆発的に売れましたから、そうなのでしょう。
1匹出れば10匹は要ると言われる「ゴキブリ」は人類の目の敵とされています。
「アブラムシ」と「ゴキブリ」とは
「アブラムシ」は植物や農産物につく小さな害虫のことです。
蟻との共存関係があることからアリマキとも呼ばれます。
以前は「ゴキブリ」のことを言いました。
「ゴキブリ」は太古の昔から生存しているもので、人家に住み着いている害虫のことです。
病原菌は持っていないのですが、黒や茶色の姿形から嫌われ者になっています。
駆除はシート・スプレー・毒餌・煙などがありますが、完全駆除は不可能とされます。