外題学問は「いろいろの書物の名前だけは知っているものの、その内容までは大して知らない状況のこと」。 所詮は上辺だけしか知らないという状況を揶揄する言葉となっています。 外題学者は「書籍の題名だけは詳しいものの、その中身には全く精通していない状況のこと」。 したがって、外題学問と意味は同じです。 同様のシーンで使っていく...
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人面獣心は「顔は人であるものの、心は獣に等しい状況であること」。 つまり、見た目に反して冷酷な性格をしているような人間に対して使っていく言葉と言えるでしょう。 人頭畜鳴は「特定の行動に関して、家畜と同じくらい愚かで酷いものであること」。 特定の人の行動を揶揄するときに使われますが、こちらは冷酷という意味合いではありませ...
百発百中は「発射すれば必ず命中すること、計画や予想が絶対に当たること」。 射撃などの腕がいいという意味で使うこともありますけど、計画や予想に関して当たるという意味でも使えるのです。 十発十中は「発射した弾丸などがすべて命中すること」。 百発百中とほぼ同じ意味ですけど、計画や予想が当たるという部分は存在していない点に注意...
悪衣悪食は「質素で粗末な着物や食べ物のこと」。 見た目において、明らかに粗末であると分かるような衣類や食事に対して使っていきます。 一般的な水準に達していないと思われるケースで使用するのです。 粗衣粗食は「粗末な衣服と粗末な食事のこと」。 したがって、意味としては悪衣悪食と全く変わりません。 要するに生活が非常に質素で...
岩礁は「海面すれすれの場所にある岩の塊のこと」。 「岩石」と言い換えると分かりやすい。 サンゴ礁は「サンゴの集団により形成される礁のこと」。 「サンゴ島」と言い換えると分かりやすい。 暗礁は「海面下にある岩礁やサンゴ礁のこと」。 「かくれ岩」と言い換えると分かりやすい。 海面から出ている礁を「岩礁」「サンゴ礁」と言い、...
「荷物」は、運搬・運送する物品です。 英語では「a load」「baggage」「luggage」「goods」で表されます。 「荷物をまとめる」は「pack up one’s things」です。 「荷」は、運送するように一まとめにした物品・荷物です。 英語では「a load」「cargo」「freight」「goo...
空即是色は「この世に存在する一切のものは、本来は空であること」。 仏教用語であるため、日常生活においてはあまり見聞きしませんが、このような意味があります。 色即是空は「この世の万物はすべて形をもつが、その形は仮のもので実際は空であること」。 空即是色と同じような意味の言葉で、意味において区別をするのは難しいです。 これ...
才気煥発は「才能が輝くこと、あふれ出ること」。 これは本当に才能だと感じさせるような場面で使っていきます。 明らかに優れた能力を発揮したシーンでよく使うのです。 才気横溢は「優れた才能が非常にあふれ出ている状況であること」。 才気煥発と意味はほぼ同じと言えます。 でも、才気煥発の方がややメジャーな表現と言えると思われる...
無理矢理は「その人の意思に反して、特定の行為を強引にやらせる、行わせること」。 やりたくないと思っている相手に対して、何かをやらせるという状況が無理矢理に当たります。 不承不承は「特定の行為を嫌々、渋々行うこと」。 無理矢理と意味は似ていますが、誰かに強制されているとは限らないので、そこは一応の違いになると言えるでしょ...
頭寒足熱は「頭を冷やして、足を暖めること」。 こういった行為は健康にいいと言われてきた側面があります。 したがって、健康に関する言葉であると言えるわけです。 頭寒足暖は「頭部を涼しくし、足元を暖めること」。 意味は頭寒足熱とあまり変わりません。 こちらも健康的に望ましいと思われる行為に関する言葉と言えるので、そこに関し...