終話は「電話機において、話を終えるときにする操作のこと」。通話を終えるようなシーンで使う言葉になりますが、言葉の知名度は高くないでしょう。切電は「電話での通話が終わった後に、電話を切ること」。終話の意味に結構近いです。意味で区別をすることは難しいと評価できます。こちらも知名度はあまり高くないと言えると思われます。 「終...

終礼は「学校や会社などで、終業のタイミングで全員で集まって挨拶などを行うこと」。こういった状況は実際にありますが、それを終礼と呼ぶケースは多くないかもしれません。朝礼は「学校や職場において、始業前の時点で全員が集合して挨拶などをすること」。終礼の意味に似ている部分はありますが、タイミングが異なると言えます。 「終礼」の...

終売は「販売を終えること」。特定の商品の販売が終了するという意味であり、それ以降は新品での購入が難しくなると言えます。ちょっとマイナーな表現です。絶版は「すでに出版した本などを再度出版しないこと」。本以外のケースでも使われることがありますが、本において使用するケースが特に多いと言えるのではないかと思われます。 「終売」...

終年は「一年中のこと、死ぬまでの間のこと」。複数の意味がありますから、両方とも覚えておきましょう。あまりメジャーな言い方ではないので、そこはポイントであると言えます。終身は「一生を終えるまでの間のこと」。終身保険などの言い方がメジャーですけど、終年と同じような意味があるので、使用する場面も近いと言えるはずです。 「終年...

flyは「空中を鳥や飛行機が飛ぶこと、昆虫のハエのこと」。「飛ぶ」と言い換えると分かりやすい。fryは「魚や肉などの食材を油で揚げること」。「揚げる」と言い換えると分かりやすい。飛ぶ「フライ」も揚げ物の「フライ」も外来語として定着している言葉です。英語ではどちらも「フライ」ですがスペリングが一文字異なっています。発音は...

甘受は「やむを得ないと受け入れること」。「渋々」と言い換えると分かりやすい。享受は「受け入れたものを喜んで楽しむこと」。「喜々」と言い換えると分かりやすい。「甘受」の「甘」は「満足する」と言う意味があり、本来の意味は「満足して受け入れる」と言うことでした。それが「甘んじて」と言う意味で使うようになったため「渋々受け入れ...

減滅は「理想が現実と乖離していることが分かったこと」。「理想乖離」と言い換えると分かりやすい。失望は「理想が叶わないことが分かったこと」。「理想不可能」と言い換えると分かりやすい。理想は夢のようなものであり、叶うもとは思っていなくても、人はそれを「希望」として抱えながら生きている訳です。しかし、ある時点で「理想と現実の...

劣化は「ものの状態や性能、価値などが減退すること」。「減退」と言い換えると分かりやすい。経年劣化は「長期の年数を経ることで、ものの劣化が進むこと」。「古くなる」と言い換えると分かりやすい。「劣化」はすべてのものや生物に起きる現象で、新たに生まれたものや生物などは例外なく「劣化」を起こし最後は滅びる宿命にあります。 「劣...

退却は「劣勢になり後退すること」。「後退」と言い換えると分かりやすい。退去は「立ち退くこと、立ち去ること」。「立ち退き」と言い換えると分かりやすい。「退却」は軍隊など集団に使い、「退去」は引っ越しなどのことで個人的にも集団にも使われます。「退却」や「後退」などの言葉は戦争にはなるべく使いたくない言葉になり、進路変更の「...

降伏は「戦争において、負けを認め、敵の支配下にはいること」。「投降」と言い換えると分かりやすい。降参は「戦争において、負けを認めてきに服従すること、一般的に負けること、投げ出すこと」。「負け」と言い換えると分かりやすい。「降伏」や「投降」「降参」などの言葉は戦争に敗れたことを意味する言葉ですが、「降参」は一般的にも使用...