言葉の違い 「御社」と「貴社」の違い・意味と使い方・使い分け 「御社」も「貴社」も相手の会社に敬意を表すために用いますが、これらは使い分けをすることがあります。 御社は「話し言葉で相手の会社を敬う際に使うもの」、貴社は「書き言葉で相手の会社を敬う際に使うもの」というふうに使い分けします。 「御」と「貴」を使い分けする場面は学校(御校・貴校)、銀行(御行・貴行)などでもありますが、...
言葉の違い 「回復」と「快復」の違い・意味と使い方・使い分け 「回復」は、「物事がもとの良い状態に戻ること。 元どおりになること。 一度失ったものを取り返すこと」です。 「回」は「まわる・一巡り」の意味です。 「復」は、「戻す・補う・報いる」という意味です。 「快復」は、「病気の治る」ことを意味します。 「快」は、「心が生き生きとした状態」を意味します。 この文字だけで、病気が治...
言葉の違い 「科学」と「化学」の違い・意味と使い方・使い分け 科学は「森羅万象を体系的にまとめた知識のこと」。 「学問」「学識」「サイエンス」と言い換えると分かりやすい。 化学は「物質の特徴や性質、構造、反応などを原子レベルで調べること」。 「ケミストリー」「無機」「有機」と言い換えると分かりやすい」科学は学問全体を表す言葉ですが、化学はその一部としての位置づけになります。 科学...
言葉の違い 「賞味期限」と「消費期限」の違い・意味と使い方・使い分け 賞味期限とは「賞味できるための期限」。 つまり「おいしく食べたり飲んだりする(=賞味する)ことができるだろうと考えられる期限」と言えます。 消費期限は「消費する期限」。 消費ということは使うということでしょうから、「安全に食品として食べたり飲んだりするために使う(=消費する)ことのできる最終期限」というふうに説明するこ...
言葉の違い 「首相」「内閣総理大臣」「総裁」の違い・意味と使い方・使い分け 首相とは、国家の行政府である内閣がある場合に置かれる「内閣の長たる閣僚」の呼称です。 ただし、首相の正式名称は各国で異なっています。 内閣総理大臣は、「日本における内閣の長たる閣僚」つまり日本の「首相」を指します。 時折、政治ニュースで出てくる「総裁」は、行政機関や日本銀行における長の呼称として使われることが多いです。...
言葉の違い 「対象」と「対照」と「対称」の違い・意味と使い方・使い分け 対象は「ある目的で絞り込まれた相手のこと」。 「相手」「目的物」「焦点」と言い換えると分かりやすいです。 対照は「二つのことをいろいろ比べてみること」。 「対比」「比較」「差」と言い換えると分かりやすいです。 対称は「二つのことが釣り合っていること」。 「シンメトリー」「つり合い」と言い換えると分かりやすいです。 対象...
言葉の違い 「神父」と「牧師」の違い・意味と使い方・使い分け 「神父と牧師」神父は一般的には「ファーザー」と呼ばれます。 神父は、ローマ・カトリック教会や東方正教会で司祭に対する非公式な敬称です。 つまり、司祭・修道司祭の呼称とされています。 一方、牧師は、英語でpaster,ministerです。 プロテスタントの教会組織における教職名です。 16世紀の宗教改革で「万人祭司主義...
言葉の違い 「戸籍謄本」と「戸籍抄本」の違い・意味と使い方・使い分け 戸籍謄本とは、「原本となる戸籍の内容・項目をそのまま書き写したもの」です。 「謄」は「うつす」という訓読みがあり、コピーのことを日本語で「謄写」と言われることがあります。 戸籍抄本とは、「原本となる戸籍の内容・項目の一部を抜き書きしたもの」です。 「抄」には要点をまとめるという意味があり、論文の概要を記す「抄録」などに...
言葉の違い 「侮る」と「油断」の違い・意味と使い方・使い分け 侮るは、「相手を軽く見て、注意を怠ること」。 油断は、「気を緩めて注意を怠ること」。 侮ると油断の共通点は、注意を怠ることです。 「侮る」は、相手がいると分かっていながら 注意を怠ることです。 「油断」は、相手がいると分かっていてもいなくても注意を怠ることです. 前者と後者の違いは、相手がいる場合は両者とも使えるが、相...
言葉の違い 「拡散」と「普及」の違い・意味と使い方・使い分け 拡散は、「対象物が広がるようにすること」。 つまり、対象物が広がるように行動することです。 普及は、「対象物が広くいきわたること」つまり、対象物が一定の人にすでにいきわたり、広がり続けている、あるいは全ての人にいきわたった状態のことです。 対象物を広げる行動をしているか、実際に広がっているかが両者の違いです。 拡散は、...